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日本レース写真家協会、「2014 日本レース写真家協会展 Competition」開催中

2013年のJRPAアワード表彰式も実施。大賞は山本尚貴選手

2014年1月18日~28日開催

入場無料

 JRPA(日本レース写真家協会)は、東京 六本木のAXISビル地下1階「AXIS GALLERY SYMPOSIA」で「2014 日本レース写真家協会展 Competition」を1月18日~28日の期間に開催している。

 そのオープニングに先立ち、1月17日に業界関係者によるオープニングパーティが行われ、小林稔JRPA会長とともに来賓代表としてアクシス代表取締役社長 谷研次氏が挨拶を行った後、キヤノンマーケティングジャパン 相川弘文氏による乾杯の発声でパーティは和やかにスタートした。

小林稔JRPA会長
アクシス代表取締役社長 谷研次氏
キヤノンおよびキヤノンマーケティングジャパンの関係者の方々
ニコンおよびニコンイメージングジャパンの関係者の方々
モビリティランド(鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎ)、岡山国際サーキット、富士スピードウェイの方々

 会場にはレース関係者や写真関係者、モータースポーツを発信するメディア関係者などさまざまな業界の関係者が集まった。

 パーティでは2013年JRPAアワードの表彰式が行われた。JRPAアワードとは、1年間のさまざまなジャンルのモータースポーツシーンの中で、もっともフォトジェニックでありフォトグラファー心をくすぐった存在をJRPA会員64名全員の投票により決定する賞だ。

 今年の大賞はSUPER GTやスーパーフォーミュラで活躍する山本尚貴選手、特別賞にはロードレース界から加賀山就臣選手が選ばれた。山本選手のスーパーフォーミュラ最終戦における逆転ポールポジション獲得から神がかり的な決勝でのレース運び等は多くのフォトグラファーにとってもっとも印象的なシーンだったようだ。また、加賀山選手は自身のチーム「チームカガヤマ」で元WGPチャンピオンであるケビン・シュワンツ選手、競合メーカーの芳賀紀行選手という奇想天外のメンバーで2013年の鈴鹿8耐において話題を独占し、多くのシャッターチャンスを提供したことが受賞理由だった。

 会場ではJRPA小林会長から加賀山選手に楯が贈られた。山本選手に向けては、同会場で1月26日に贈呈式がとりおこなわれる予定。

JRPAアワードで特別賞を受賞した加賀山就臣選手
JRPAアワード大賞受賞の山本尚貴選手への贈呈式は1月26日に行われる予定だ

 また、会期中にはさまざまなイベントが行われる予定で、初日には中嶋一貴選手、中嶋大祐選手とともに、数々のF1の撮影を長年撮影してきたフォトグラファー金子博氏によるスペシャルトークショーが行われた。今後のトークショーの予定は以下の通り。詳細はJRPAのWebサイト(http://www.jrpa.org/index.html)を確認していただきたい。

・1月22日(水)19時~:佐藤琢磨スペシャルトークショー
・1月25日(土)14時~:JRPA会員トークショー(木立治[WGP]、熱田護[F1]、小林直樹[WRC])
・1月26日(土)14時~:脇坂寿一選手、柳田真孝選手、山本尚貴選手スペシャルトークショー

※1月22日分は応募者多数のため受付終了

 写真展は毎日11時~21時と夜遅くまで開催されているので、仕事や学校帰りに立ち寄れる人も多いだろう。また同ビル1階のレストラン・カフェVa-tout(ブラッセリー・ヴァトゥ)から飲み物のデリバリーができるので、コーヒーやお酒を片手に作品を楽しんだり、常駐しているJRPA会員とのモータースポーツ談義や写真談義を楽しんだりするのもよいだろう。

会場には2013年鈴鹿8耐優勝マシンCBR1000RR、会場1Fにあるカーグッズのセレクトショップ“ル・ガラーシュ”には、2013シーズンに使用されたチーム無限のスーパーフォーミュラマシン(佐藤琢磨選手のマシン)が展示されている

写真展協力
株式会社アクシス/ル・ガラーシュ/本田技研工業株式会社/チーム無限/有限会社ハルク・プロ/SIM co.ltd
JRPA協賛各社
エプソン販売株式会社/株式会社岡山国際サーキット/キヤノンマーケティングジャパン株式会社/株式会社GTアソシエーション/株式会社菅生/株式会社ニコンイメージングジャパン/富士スピードウェイ株式会社/株式会社堀内カラー/株式会社モビリティランド
(50音順)

(高橋 学)