クライスラー、「コンパス」の新エントリーモデル「アルティチュード スポーツ」

　フィアットクライスラージャパンは、「ジープ・コンパス」に新グレード「コンパス アルティチュード スポーツ」を追加して2月8日に発売する。同モデルの導入に伴い、ボトムグレードの「スポーツ」が廃止されるとともに、昨今の為替変動の影響により価格改定が行われる。

　これまでジープ・コンパスは、2WD（FF）の「スポーツ」と4WDの「リミテッド」を展開していたが、スポーツに代わりアルティチュード スポーツを新設定。パワートレーンは直列4気筒DOHC 2.0リッターにCVTの組み合わせで、JC08モード燃費は10.5km/Lとした。ブラックカラーの17インチホイール、ブラックルーフレール、グロスブラックJeepバッヂ/Compassバッヂ、グロスブラックアクセント付ボディー同色グリル＆リアバンパーなどを装備している。

雪に包まれたような世界観を演出する「ラングラー アンリミテッド」の限定車

ジープ・ラングラー アンリミテッド ポーラー エディション

　また、4ドアモデル「ジープ・ラングラー アンリミテッド」の限定車「ポーラー エディション」の先行予約を2月8日に開始（発売は3月1日）する。限定150台となっており、価格は417万9000円。

　ジープブランドのコンセプト「Go Anywhere（何処へでも行ける）」をもとに、「Polar（北極）にでも行ける。Polarのような厳しい環境においても、このクルマであれば快適なドライブを実現できる」との意味が込められたポーラー エディションでは、ブライトホワイトのボディーカラーにブラックのインテリアカラーを組み合わせた。

　エクステリアではハードスペアタイヤカバーをボディー同色とし、車体全体が雪に包まれたような世界観を演出。フロントフェンダーにあしらわれる「Polar」のハードバッヂには、南極大陸に立地するロシアのボストーク基地の位置を示す座標（南緯78度、東度106度）が記されている。そのほかブラックアクセント付18インチアルミホイール、専用ゲージアクセント、マウンテンデカール、フードパワーバルジ、ブラックカラーフューエルフィラードア、グロスブラックJeepバッヂ、グロスブラックアクセント付ボディーカラーグリル専用ゲージアクセントなども装備。

　また、インテリアではパールホワイトのステッチが入ったブラックレザーシート（フロントシートヒーター機能付）/ステアリング（パールホワイトのアクセントも入る）/センターアームレスト＆ドアアームレスト、パールホワイトのアクセントが入ったエアコン吹き出し口/ドアトリム、パールホワイトアクセント付助手席側アシストハンドル、ラバーフロアマットなどが採用される。

　パワートレーンはV型6気筒DOHC 3.6リッターに5速ATの組み合わせ。JC08モード燃費は7.5km/L。

フロントフェンダーに装備する「Polar」のハードバッヂには、南極大陸に立地するロシアのボストーク基地の位置を示す座標が記されるとともに、マウンテンデカールがあしらわれる。フードパワーバルジも特別装備

インテリアではパールホワイトのステッチが入ったブラックレザーシート（フロントシートヒーター機能付）などを装備