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マツダ、ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」搭載車の国内販売台数が10万台超え

「CX-5」導入以降2年7カ月で累計10万325台

ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」
2014年9月9日発表

 マツダは9月9日、ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D(スカイアクティブ ディー)」搭載車の国内販売台数が、「CX-5」導入以降2年7カ月で累計10万325台を達成したと発表した。

 マツダは2010年10月20日、次世代技術の総称である「SKYACTIV(スカイアクティブ)」と、その中核となるエンジン、トランスミッション、ボディー、シャシー技術の概要を発表。ディーゼルエンジンのSKYACTIV-Dは、世界一低いという14.0の低圧縮比実現により、前世代比約20%の燃費改善を行っている。そのほか、2ステージターボチャージャーの採用により、低回転域での高トルク、高レスポンスと、高回転域での高出力を実現し、大量EGR下でも十分な量の空気(酸素)を確保することで、NOxと煤の排出を抑えながらの燃焼を可能にした。

 CX-5発売以降、2012年11月の新型「アテンザ」、2014年1月の新型「アクセラ」の導入もあって、国内のディーゼル乗用車市場は2011年の約9000台から、2013年の約7万5000台へと急拡大。2013年にはその6割にあたる約4万5000台が「SKYACTIV-D」搭載車とになっているという。

(編集部:谷川 潔)