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トヨタ、ベストセラーハイブリッド車「アクア」をマイナーチェンジ

世界トップのJC08モード燃費37.0km/Lは継続。クロスオーバースタイルの「X-URBAN」を設定

2014年12月8日発売

176万1382円~204万6109円

 トヨタ自動車は12月8日、ハイブリッド車「アクア」をマイナーチェンジし発売した。今回のマイナーチェンジでは、クロスオーバースタイルの新グレード「X-URBAN」を設定したほか、内外装の意匠を変更した。価格は、176万1382円~204万6109円。ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車同様の改良を施している。

S(オレンジパールクリスタルシャイン)、オプション装着車
グレードハイブリッドシステム駆動方式価格
Lリダクション機構付のTHSII2WD(FF)1,761,382円
S1,887,055円
G1,953,818円
G“ブラックソフトレザーセレクション”2,036,291円
X-URBAN2,046,109円
“G's”2,377,963円

 エクステリアの主な変更点は、1灯の光源でロービームとハイビームを切り替え可能なBi-Beam(バイビーム)LEDヘッドライトや新デザインのフロントバンパーなど。リアコンビネーションランプはより縦基調のものとなり、ワイド感を強調したという。

 ボディーカラーには、新色オレンジパールクリスタルシャインとフレッシュグリーンマイカメタリックのほか、シャイニーデコレーション専用色であるチェリーパールクリスタルシャインおよびダークバイオレットマイカメタリックを含む全14色を設定している。

S(ディープアメジストマイカメタリック)
S(チェリーパールクリスタルシャイン)(シャイニーデコレーション専用色)、オプション装着車

 インテリアでは、センタークラスターやサイドレジスターなどにピアノブラック塗装を施して質感を向上。「S」のインテリアカラーに先進感を表現したブルーブラックと華やかさを表すブリリアントレッドを新設定し、「G」では、シックで上質なディープブラウンの設定など、グレードごとの個性を際立たせている。

G“ブラックソフトレザーセレクション”(ブラックソフトレザー[合成皮革シート表皮])
G(ディープブラウン・スエード調ファブリックシート表皮)
S(設定色:ブリリアントレッド)、オプション装着車
S(内装色:ブルーブラック)、オプション装着車

 フロント・リアフェンダーの後部にエアアウトレットを追加し、空力性能を向上させたほか、スポット溶接の増し打ちによるボディー剛性の向上、サスペンションのチューニングなどにより、世界トップのJC08モード走行燃費37.0km/Lを維持しながら、高い操縦安定性・快適性を確保しているという。「G」にクルーズコントロールを標準装備した。

新グレード「X-URBAN」

 新グレード「X-URBAN」では、「都会的なセンスのクロスオーバー」として専用サスペンション採用で最低地上高を20mmアップ。専用のフロントグリルやサイドマッドガード、ルーフモール、16インチアルミホイールなども採用している。

 ボディーカラーは、ボディーカラー11色とパーツカラーの組み合わせで、33通りのカラーバリー江ションとしている。

X-URBAN(フレッシュグリーンマイカメタリック×ブロンズマイカメタリック)、オプション装着車
X-URBAN(ライムホワイトパールクリスタルシャイン×ブルーマイカメタリック)、オプション装着車
X-URBAN(ブラックマイカ×オレンジメタリック)、オプション装着車
X-URBAN(内装色:[アクセント:オレンジ])、オプション装着車
X-URBAN(内装色:[アクセント:シルバー])、オプション装着車

スポーツコンバージョン車シリーズ、アクア“G's”

 スポーツコンバージョン車シリーズであるアクア“G's”は、ベース車のボディー剛性向上に伴い、サスペンションに専用チューニングを施すなど、操縦安定性とよりしなやかな乗り心地を追求し、G's専用のLEDヘッドランプやリアコンビネーションランプにより、よりスポーティなデザインとしている。

アクア“G's”(ライムホワイトパールクリスタルシャイン)、オプション装着車

 アクア“G's”は、2015年1月9日~11日の3日間、幕張メッセで開催の「TOKYO AUTO SALON 2015 with NAPAC(東京オートサロン2015)」に出展を予定している。

(編集部:谷川 潔)