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トヨタ、「アクア」を一部改良、JC08モード燃費が37.0km/Lに

スポーツコンバージョン車シリーズ“G SPORTS”を新設定

アクア
2013年12月2日発売(アクアG'sは12月9日発売)

170万円~195万円(標準車)/222万円(アクアG's)

 トヨタ自動車は、コンパクトハイブリッド「アクア」を一部改良して12月2日に発売する。価格は170万円~195万円。また、スポーツコンバージョン車シリーズの第6弾モデルとして、「アクア“G SPORTS(G's[ジーズ])”」を12月9日に発売する。価格は222万円。

モデルハイブリッドシステム駆動方式価格
Lリダクション機構付のTHSII2WD (FF)1,700,000円
S1,810,000円
G1,870,000円
G“ブラックソフトレザーセレクション”1,950,000円

JC08モード燃費はフィット ハイブリッド超えの37.0km/Lを達成

G“ブラックソフトレザーセレクション”のインテリア

 今回の一部改良では、エンジンのフリクションを低減するとともに、モーターやインバーターなどの制御を改良してハイブリッドシステムの効率を高めることで、JC08モード燃費はホンダ「フィット ハイブリッド」の36.4km/Lを超える、37.0km/L(従来モデルから1.6km/L増)を達成。また、サスペンションのチューニングなどによって乗り心地が向上するとともに、遮音材の追加などにより静粛性も高めた。

 加えて、ドアミラーにドアの施錠・解錠と連動して格納・復帰するオート機能や、フロントドアガラスに撥水機能を追加し利便性を高めるとともに、ヒルスタートアシストコントロールに坂道を感知する機能を追加。インテリアではスピードメーターの文字色を変更している。また、ボディーカラーは新色のディープアメジストマイカメタリックを追加し全11色とした。

アクアG'sは補強材や溶接スポット打点の追加などを行いスポーティな乗り味を追求

 12月9日に発売するアクアG'sでは、コイルスプリングやショックアブソーバーに専用チューニングを施すとともに、補強材や溶接スポット打点を追加してボディー剛性を向上。専用17インチアルミホイールや高性能タイヤを採用することで、スポーティな乗り味を追求した。

 エクステリアでは、専用デザインのフロント・リアバンパーを採用するとともに、“G's”エンブレムをフロントフェンダーやバックドアに備えた。また、フロントLEDイルミネーションビームやブラック加飾のヘッドランプなども装備している。

 インテリアでは、フロントシートに専用スポーティシート(“G's”エンブレム付)を採用するとともに、シート表皮にアルカンターラを採用。またシルバーステッチを施したシフトノブやアームレスト付センターコンソールボックス、ラメ入りピアノブラック塗装のステアリングやパワーウインドースイッチベース、アルミ製のペダル(アクセル・ブレーキ)などを装備することでスポーティ感を高めている。

モデルハイブリッドシステム駆動方式価格
“G's”リダクション機構付のTHSII2WD (FF)2,220,000円

(編集部:小林 隆)