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メルセデス・ベンツ、新開発のV8 4.0リッターツインターボを搭載した「メルセデスAMG C 63」
C 63は476PS/650Nm、C 63 Sは510PS/700Nmを発生
(2015/5/27 15:21)
- 2015年5月27日発表
メルセデス・ベンツ日本は5月27日、「Cクラス」にV型8気筒4.0リッター直噴ツインターボエンジンを搭載した「メルセデスAMG C 63」と、より高性能な「メルセデスAMG C 63 S」を発表した。同日より注文受付を開始して発売は10月頃の予定。価格は1195万円~1405万円。
モデル | ステアリング | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
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メルセデス AMG C 63 | 左/右 | V型8気筒 4.0リッター直噴ツインターボ | 7速AT | 2WD(FR) | 11,950,000円 |
メルセデス AMG C 63 ステーションワゴン | 右 | 12,750,000円 | |||
メルセデス AMG C 63 S | 左/右 | 13,250,000円 | |||
メルセデス AMG C 63 S ステーションワゴン | 右 | 14,050,000円 | |||
「メルセデスAMG C 63」「メルセデスAMG C 63 S」には、メルセデスAMGが開発したスポーツカー「メルセデスAMG GT」と基本設計を共通とするエンジン「M177」を搭載。
V型8気筒DOHC 4.0リッター直噴ツインターボエンジンは、C 63 では最高出力476PS(350kW)/5500-6250rpm、最大トルク650Nm(66.3kgm)/1750-4500rpmを発生。また、C 63 Sでは最高出力510PS(375kW)/5500-6250、最大トルク700Nm(71.4kgm)/1750-4500を発生し、C 63 Sでは0-100km/h加速4.0秒の動力性能を実現。
電子制御式7速スポーツトランスミッション「AMG スピードシフト MCT(マルチ・クラッチ・テクノロジー)」にはトルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを採用したほか、排気管内のエグゾーストフラップによってエグゾーストノートを切り替えるシステムなどを装備。
「AMG ダイナミックセレクト」により、トランスミッションのシフトプログラムに加え、エグゾーストシステムを含むエンジン特性、サスペンション、ステアリング特性などをドライバーが望むキャラクターにセッティングが可能。C 63 S では、サーキット走行のために全てのパラメータが変化するモード「RACE」を備えた。
エクステリアデザインは、V8エンジンを搭載するためにトレッドを拡大、通常の「Cクラス」に比べ左右それぞれ15mm張り出したフェンダー、60mm延長したフロントオーバーハング、ボンネットのパワードームなどにより力強い印象に仕上げた。
リアエンドのデザインは、エグゾーストエンドをディフューザーと一体化、ボディー下部の空気の流れを整えエアロダイナミクスを向上。セダンにはトランクリッドスポイラーリップを、ステーションワゴンにはルーフスポイラーを備え、リアにかかるダウンフォースを増加させロードホールディング性を高めたという。