2016ジュネーブショー
独ダイムラー、「Cクラス カブリオレ」などCクラス派生モデルを公開
「AMG C 43」カブリオレ、クーペとともに「SLC」もデビュー
(2016/3/8 21:24)
- 2016年3月1日~13日(現地時間)
- スイス ジュネーブ
- GENEVA PALEXPO
独ダイムラーは、ジュネーブショーでCクラスの派生モデルとなる「Cクラス カブリオレ」などを公開した。
Cクラスファミリーでは5番目のモデルとなるカブリオレ。全長と全幅は「Cクラス クーペ」と同じで、ボディサイズは4686×1810×1409mm(全長×全幅×全高)となり、カブリオレのほうが4mm全高が高いスペック。撮影したディーゼル仕様の「C 220 d カブリオレ」は、170HP/400Nmを発生する直列4気筒2.1リッターターボエンジンを搭載。0-100km/h加速は8.1秒、最高速は225km/hとアナウンスされている。
ファブリック製のソフトトップは耐候性や遮音性に優れるといい、オープン時は折り畳まれてトランク内に収容できる。50km/h以下であれば走行中でも操作が可能で、コンソールのスイッチ操作だけで簡単に開閉でき、20秒未満で開閉動作は完了する。
インテリアに関してはCクラス クーペとほぼ同じデザインで、ヒート・リフレクティング・レザーが使用され、オプションでエア・スカーフ・ヒーティング・システムを備えたスポーツ・シートも選択できる。
また、ジュネーブショーでは同じカブリオレのハイパフォーマンスモデル「AMG C 43 4MATIC カブリオレ」も発表された。最高出力367HP/5500-6000rpm、最大トルク520Nm/2000-4200rpmを発生するV型6気筒 3.0リッターツインターボエンジンは、最新の9速AT「9G-TRONIC」との組み合わせ。250km/hでリミッターがかかるものの、0-100km/h加速は4.8秒と俊敏な加速を見せる。
9G-TRONICには「AMG DYNAMIC SELECT」を搭載し、「エコ」「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」「インディビジュアル」の5つのモードから選択して走行することが可能。また、サスペンションにも自動調整可能な減衰システムを採用し、センターコンソール上のボタンを使って「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」の3モードから選ぶことができる。
Articoの人工皮革を使ったインテリアは、シート、アームレスト、ドアセンターパネル、センターコンソールなどに赤い縁取りを施すなど、魅力的なハイライトが追加されている。
同モデルは欧州では2016年夏に発売が開始される予定。