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レクサス、超電導技術のホバーボードが新型「GS F」を飛び越える動画公開
グローバルブランド広告キャンペーン「AMAZING IN MOTION」第4弾「SLIDE」
(2015/8/5 12:46)
- 2015年8月5日発表
レクサス(トヨタ自動車)は8月5日、グローバルブランド広告キャンペーン「AMAZING IN MOTION」の第4弾となる「SLIDE」を公開。話題を集めた「LEXUS ホバーボード」の全容を発表した。
LEXUS ホバーボードは低温保持装置を2つ備え、その内部に液体窒素によって-197℃に冷却された超電導体を内蔵。永久磁石のレール上に置かれることで浮上する仕組みとなっている。その浮遊する力は強力で、上に人が立ってジャンプすることなども可能となっており、公開された動画では、世界的なスケーターであるロス・マクグラン氏が磁気レールが埋め込まれたフィールドのなかで、ランプやバンク、プールなどを走行するシーンを紹介。ハイライトとなる動画終盤では、2015年後半に発売を予定するレクサスの新型「GS F」の上空を、LEXUS ホバーボードがジャンプするシーンも収録されている。
なお、LEXUS ホバーボードはプロトタイプであり、販売の予定はないとのこと。
Lexus InternationalのExecutive Vice Presidentであるマーク・テンプリン氏は、この公開にあたり「レクサスは、不可能と思われることを可能にするため、技術・デザイン・イノベーションのすべての限界を押し上げようという想いをもってこのプロジェクトに着手した。『SLIDE』というこのプロジェクトでは、動き(motion)を通して楽しさを創造したいという、私たちと同じ情熱を持ったパートナーと協力した。レクサスの専門知識をもってしてもホバーボードの制作は簡単ではなく、試行錯誤の繰り返しだった。パートナーと決意を一つにして、LEXUSのデザインや技術に対する想いを形にした『Amazing in Motion』を作り出すことができた」とコメントしている。