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警察庁、2015年の交通事故死者数を4117人と発表

15年ぶりの増加。65歳以上の高齢者が54%を占める

2016年1月4日発表

高齢者死者数の推移

 警察庁は1月4日、2015年1月~12月の1年間における交通事故死者数を公表。発表によると交通事故による死者数は4117人となり、15年ぶりの増加となった。

 交通事故死者数が増加した要因としては、事故に遭った際の致死率が高い高齢者(65歳以上)の人口が増加していることなどが要因として挙げられており、2015年は高齢者の交通事故死者数が2014年比で54人増加した2247人になるとともに、交通事故死者に占める高齢者の割合が54%を超えた。

交通事故死者数の推移
警察庁が公表した「平成27年中の交通事故死者数について」

(編集部:椿山和雄)