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アウディ、軽量化と空力改善で燃費18.4km/L実現の新型「A4」

ステアリング制御を加えた新予防安全装備「アウディプレセンス」採用

2016年2月19日発売

518万円〜624万円

 アウディ ジャパンは、新型セダン「A4」を2月19日に発売する。全車右ハンドル仕様で価格は518万円〜624万円。

モデル エンジン 変速機 駆動方式 ステアリング位置 価格
A4 2.0 TFSI 直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ(190PS/320Nm) 7速Sトロニック 2WD(FF) 5,180,000円
A4 2.0 TFSI スポーツ 5,560,000円
A4 2.0 TFSI クワトロ 直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ(252PS/370Nm) 4WD 5,970,000円
A4 2.0 TFSI クワトロ スポーツ 6,240,000円
新型「A4」

 新型「A4」では、進化型のモジュラープラットフォーム「MLB evo」を採用して車両重量の軽減を追究。ボディサイズは従来モデルからわずかに大型化したが、重量は最大で120kg(欧州仕様での比較)軽量化している。また、エアロダイナミクスではエンジンルーム下側にフラットなカバーを備え、リアスポイラー機能を持たせたトランクリッド後端のデザイン処理などによって後輪のリフトも最小限に抑えながら、Cd値はクラス最高となる0.23(欧州仕様値)を達成。これらにより、燃費を従来モデルから最大で33%高め、JC08モード燃費は2WD(FF)で18.4km/L、4WDで15.5km/Lとしている。

新型「A4」
エンジンは140kW(190PS)/320Nm、直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ

 エンジンは直列4気筒DOHC 2.0リッターターボに、駆動方式によって2種類の出力特性を設定。2WD(FF)に組み合わせる「ライトサイジングエンジン」と呼ばれるエンジンは、バルブタイミング制御を煮詰めて低中負荷領域での吸気工程を短縮し、11.8:1という過給器付ガソリンエンジンとしては極めて高い圧縮比を設定した新しい燃焼方式によってパワーと燃費の両立に成功。140kW(190PS)/320Nmを発生しつつ、従来比33%アップとなる18.4km/LのJC08モード燃費を手に入れている。

 4WDに組み合わせるエンジンはハイパワー仕様となり、従来型から30kW(41PS)/20Nm向上となる185kW(252PS)/370Nmを発生。JC08モード燃費は従来比14%アップの15.5km/Lとなっている。

 また、足まわりではサスペンションを全面的に再設計。リアサスペンションをトラペゾイダル式からフロントと同じ5リンク式に変更し、大幅に軽量化したボディとの組み合わせでハンドリングと乗り心地のバランスを高めている。

インテリアでは水平基調のインパネデザインで広さ感を強調。シートも一新され、構造材にマグネシウムや高強度スチールを使って従来モデルから最大9kg軽量化した

 装備面では「TT」でも採用するハイビームの照射範囲を最適制御する「マトリクスLEDヘッドライト」、メーターパネルを12.3インチのデジタル液晶ディスプレイで構成する「アウディバーチャルコックピット」などをオプション設定。また、2014年に「A8」で初採用した予防安全装備「アウディプレセンス」は、新たにステアリング制御を組み込んで進化させた。

 これにより、全モデル標準装備の「アダプティブクルーズコントロール」ではアクセル&ブレーキによる追従走行に加え、渋滞時(0km/h〜65km/h)には走行中の車線から逸脱しそうになった場合にステアリングを操作して、修正舵の自動制御によってドライバーの負担をさらに軽減できる「トラフィックジャムアシスト」機能を追加した。同じく標準装備の「アウディアクティブレーンアシスト」は、60km/h以上の走行時にドライバーの車線維持操作をサポート。車線を逸脱しそうにったときにこれまで行なっていた警告に加え、新たにステアリング操作を自動修正して走行車線を維持できるようアシストする。

 このほか、「アウディサイドアシスト」「アウディプレセンスリヤ」「リヤクロストラフィックアシスト」「エグジットワーニング」など既存の予防安全機能と組み合わせ、クラス水準を超えた高い安全性を発揮する。

オプション装備の「アウディバーチャルコックピット」。新たにステアリング操作による車線維持機能「トラフィックジャムアシスト」を追加した「アダプティブクルーズコントロール」の設定なども確認できる

(編集部:佐久間 秀)