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独アウディ、最大で120kg軽量化された新型「A4」「A4アバント」を発表
1.4TFSIをはじめとする3種類のガソリンエンジン、4種類のディーゼルエンジンを展開
(2015/6/29 20:06)
- 2015年6月29日(現地時間)発表
独アウディは6月29日(現地時間)、新型「A4」「A4アバント」の概要を発表した。同モデルは今秋に欧州市場へ導入される。
新型A4のボディーサイズは4726×1842×1427mm(全長×全幅×全高、セダン)、ホイールベース2820mmと、先代モデルから25mm長く、16mm広いスペックで、ホイールベースも12mm延長とサイズが若干大きくなった。A4アバントはセダン比で1mm短く、7mm高いサイズとなる。その一方で、材質などの見直しにより先代モデルから最大で120kg軽くなったのがポイントの1つになっている。
Cd値0.23(セダン)という優れた空力性能を誇るエクステリアでは、ワイド&ローを強調するシングルフレームグリルをはじめ、近年のアウディ車のアイコンの1つとなっているマトリクスLEDヘッドライトなどを装備。
パワートレーンは3種類のガソリンエンジンと、4種類のディーゼルエンジンを設定。
ガソリン車では、110kW(150HP)/250Nmの「1.4TFSI」に加え、「2.0TFSI」の標準バージョンと高性能バージョンを設定。前者は140kW(190HP)/320Nmを、後者は185kW(252HP)/370Nmを発生する。
ディーゼル車では、標準バージョンと高性能バージョンを展開する「2.0TDI」と「3.0TDI」を設定。それぞれ「2.0TDI」では110kW(150HP)/320Nmと140kW(190HP)/400Nm、「3.0TDI」では160kW(218HP)/400Nmと200kW(272HP)/600Nmというスペックになっている。
インテリアではメーターまわりに12.3インチの液晶画面を使用したほか、MMIタッチと8.3インチモニターを備えたインフォテインメントシステムを搭載。「アウディコネクト」対応のMMIナビゲーションシステムを選択すると、LTEネットワークを介してインターネットに接続することも可能になっている。