ポルシェ、新型「911カレラ」をフランクフルトショーで公開 |
独ポルシェAGは、フルモデルチェンジした新型「911カレラ」「911カレラS」を第64回フランクフルトモーターショー(9月13日~14日プレスデー、9月15日~25日一般公開)で世界初公開する。
911カレラ(PDK仕様車)は、最高出力257kW(350PS)の新型水平対向6気筒 3.4リッターエンジンを搭載。911カレラSは最高出力294 kW(400PS)の水平対向6気筒3.8リッターエンジンを搭載する。いずれのモデルもパフォーマンスが改善されているとし、PDK仕様車のカレラSは、0-100km/h加速で4.3秒のタイムをマーク。オプションのスポーツクロノパッケージを装備してSport Plusボタンを押した場合、このタイムは4.1秒にまで短縮する。また、PDK仕様車のカレラは、この0-100km/h加速で4.6秒(Sport Plusの場合4.4秒)をマークする。
トランスミッションには、PDKのほかに世界初の7速MTをラインアップ。いずれもアイドリングストップ機構「オートスタート/ストップ機能」、熱管理システム、エネルギー回生機能を備え、PDKではコースト走行(惰行)機能を新たに備える。
エクステリアデザインではボディーを一新。アルミとスチールを組み合わせたインテリジェント構造とし、最大45kg軽量化。可変式リアスポイラーをワイドにするなど、エアロダイナミクス特性の最適化を図ったことで揚力を小さくしているがCd値は0.29を維持している。
(編集部:谷川 潔)
2011年 8月 23日