独BMWは11月14日、第42回東京モーターショー（一般公開日：12月3日～11日）の出展概要を発表した。

　既報通り、「アクティブハイブリッド5」が世界初公開となるほか、「BMW i」ブランドの「i3コンセプト」「i8コンセプト」や、「X5」のディーゼルモデルが日本初公開される。

　「BMW i」は次世代モビリティのためのサブブランドで、車両の開発・販売だけでなく、電動車両に関わるビジネスの開発なども行う。

　i3コンセプトはリチウムイオンバッテリーとモーターで駆動される都市向け電気自動車（EV）。バッテリーとモーターを収めたアルミ製の「ドライブモジュール」の上に、CFRPのパッセンジャーセル「ライフモジュール」を載せた構造が特徴。

　i8コンセプトは前輪をモーター、後輪を3気筒1.5リッターターボエンジンで駆動するプラグイン・ハイブリッド・スポーツカー。やはりパワートレーンを収めたアルミのドライブモジュールと、CFRPのライフモジュールで構成される。

i3コンセプト	i8コンセプト

　X5のディーゼルモデル「X5 xDrive35d BluePerformance」は、3リッターの直列6気筒ディーゼルターボエンジンをX5に搭載したモデル。最高出力180kW（245PS）、最大トルク540Nm/1750-3000rpmを発生し、排気ガスに尿素を吹きつけるAdBlueシステムを備え、NOxを低減する。8速ATを介して4輪を駆動する。

　このほか新型「M5」、6シリーズクーペ、アクティブハイブリッド7、新型1シリーズ、X1の4気筒ターボモデルである「xDrive20i」などが展示される。

X5
アクティブハイブリッド5	アクティブハイブリッド7	新型1シリーズ
X1 xDrive20i	6シリーズクーペ