BMW、X3にエントリーモデル「xDrive20i」を追加 直列4気筒 2リッターターボエンジン+8速AT搭載 |
ビー・エム・ダブリューは3月21日、同社がSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と位置づける「X3」に、エントリーモデルとなる「xDrive20i」を追加し、発売した。価格は541万円。
X3はこれまで、直列6気筒 DOHC 3リッター直噴ツインスクロールターボの「xDrive35i」(最高出力225kW[306PS]/5800rpm、最大トルク400Nm[40.8kgm]/1200-5000rpm)、xDrive28i(直列6気筒 DOHC 3リッターの(最高出力190kW[258PS]/6600rpm、最大トルク310Nm[31.6kgm]/2600-3000rpm)がラインアップされていた。
エントリーモデルとなるxDrive20iは、直列4気筒 DOHC 2.0リッター直噴ツインスクロールターボを搭載。インテーク・バルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニック、吸気と排気のバルブ・タイミングを最適に調整するダブルVANOS(バリアブル・カムシャフト・コントロール)と、直噴ツインスクロールターボを組み合わせることで、最高出力135kW(184PS)/5000rpm、最大トルク270Nm/1250-4500rpmを発生する。
組み合わされるトランスミッションは、xDrive35i、xDrive28i同様8速ATで、前後のトルク配分を可変制御する4WDシステム「xDrive」を搭載。約50:50の前後重量配分を達成している。
10・15モード燃費は14.0km/L、JC08モード燃費は13.2km/Lで、「平成22年度燃費基準+25%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成。エコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が75%減税されるほか、エコカー補助金対象モデルとなっている。
(編集部:谷川 潔)
2012年 3月 21日