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BMW、内外装を一新し、先進安全装備を充実させた新型「X3」

「xLine」「M Sport」を新設定。「ドライビング・アシスト」を全車標準装備

新型「X3」
2014年6月10日発売

579万円~772万円

 ビー・エム・ダブリューは6月10日、内外装を一新し、先進安全装備などを充実させた新型「X3」を発売した。価格は579万円~772万円で全車右ハンドル仕様。

モデルエンジン変速機価格
X3 xDrive20i直列4気筒DOHC 2.0リッターツインパワーターボ8速AT5,790,000円
X3 xDrive20i xLine6,020,000円
X3 xDrive20i M Sport6,230,000円
X3 xDrive20d直列4気筒DOHC 2.0リッターディーゼルツインパワーターボ6,020,000円
X3 xDrive20d xLine6,250,000円
X3 xDrive20d M Sport6,460,000円
X3 xDrive28i直列4気筒DOHC 2.0リッターツインパワーターボ6,390,000円
X3 xDrive28i xLine6,620,000円
X3 xDrive28i M Sport8速スポーツAT6,830,000円
X3 xDrive35i直列6気筒DOHC 3.0リッターツインパワーターボ8速AT7,320,000円
X3 xDrive35i xLine7,520,000円
X3 xDrive35i M Sport8速スポーツAT7,720,000円
フェイスリフトなどでイメージを一新した新型「X3」

 新型「X3」では、丸型4灯式のヘッドライトとキドニーグリルを連続したデザインに変更してワイド感を強調。フロントバンパーではエアインテークを大型化し、LEDフォグランプをビルトインしてフロントマスクのイメージを一新。さらにドアミラーはサイドターンインジケーターを統合し、新デザインのリアバンパーはボディーカラー同色部分を拡大し、スタイリングの洗練度を高めている。

 内装ではセンターパネルをハイグロスブラック仕上げに変え、要所にクロームインサートを配してこれまで以上に上質な室内空間を演出している。

 このほか、モデルラインアップにマットアルミニウム仕上げのデザインエレメントを使用し、BMWのSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)としての力強さとスタイリッシュなデザインを主張する「xLine(エックスライン)」、よりダイナミックな走りとスタイリングを強調する「M Sport(エム・スポーツ)」を各グレードに設定。幅広いユーザーニーズに対応できるようになっている。

丸型4灯ヘッドライトとキドニーグリルをつなげ、ほかのBMWモデルと共通性の高いフロントマスクに変更。xDrive35iのxLineとM Sportは「アダプティブLEDヘッドライト」を新採用する
新デザインのリアバンパーを装着
オンロード/オフロード両面で定評ある走行性能をエクステリアデザインでも強調

 このほかに装備では、フロントウインドーに備える前方の監視するカメラで「衝突回避・被害軽減ブレーキ」「前車接近警告機能」「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」などを機能させる先進安全装備「ドライビング・アシスト」を全車標準装備としたほか、ストップ&ゴー機能付を持つ「アクティブ・クルーズ・コントロール」やミリ波レーダー・センサーを併用する「衝突回避・被害軽減ブレーキ」が追加される「ドライビング・アシスト・プラス」をオプション設定に追加している。

 また、iDriveコントローラーには指先での文字入力などが可能になる「タッチ・パッド」が追加され、テールゲートを自動開閉する「オートマチック・テールゲート・オペレーション」では足下の操作でテールゲートを開閉できる「テールゲート・スマート・オープン/クローズ機能(M Sportは非装着)」を採用。スマートフォンなどと接続して音楽が手軽に楽しめる「USBオーディオ・インターフェース」を新装備するなど、使い勝手も向上している。

ハイグロスブラック仕上げに変更されたセンターパネルを使用
iDriveコントローラーはタッチ・パッドを追加
クロームインサートをインテリアの要所に使って上質感を演出
フロントシートは運転席/助手席ともに電動パワーシートを標準装備
リアシートは40:20:40の分割可倒式
後席折りたたみ時のラゲッジルーム容量は1600L

(編集部:佐久間 秀)