スズキ、燃費改善で全車免税となった新型「ワゴンR」「ワゴンR スティングレー」 自然吸気・2WD車でJC08モード燃費28.8km/L。「エネチャージ」「新アイドリングストップシステム」「エコクール」搭載 |
新型「ワゴンR FX パールホワイト」 |
2012年9月6日発売
(スティングレーは9月19日発売)
ワゴンR:110万9850円~136万7100円
ワゴンR スティングレー:133万3500円~161万3850円
スズキは新型「ワゴンR」を9月6日に、新型「ワゴンR スティングレー」を9月19日に発売する。価格は、ワゴンRが110万9850円~136万7100円、ワゴンR スティングレーが133万3500円~161万3850円。
●ワゴンR
FX イノセントピンクパールメタリック | FX スペリアホワイト | FXリミテッド フィズブルーパールメタリック |
FXリミテッド ルナグレーパールメタリック | FXリミテッド ミステリアスバイオレットパール |
FX インパネ (CDプレーヤーはメーカーオプション) | FXリミテッド インパネ |
FX シート | FXリミテッド シート |
●ワゴンR スティングレー
スティングレー T フェニックスレッドパール | スティングレー T ブルーイッシュブラックパール3 | スティングレー X シルキーシルバーメタリック |
スティングレー T インパネ (CDプレーヤーはメーカーオプション) | スティングレー T シート (CDプレーヤーはメーカーオプション) |
製品名 | 機種名 | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
ワゴンR | FX | 直列3気筒 DOHC 0.66リッター | CVT | 2WD(FF) | 1,109,850円 |
4WD | 1,227,450円 | ||||
FXリミテッド | 2WD(FF) | 1,249,500円 | |||
4WD | 1,367,100円 | ||||
ワゴンR スティングレー | X | 2WD(FF) | 1,333,500円 | ||
4WD | 1,451,100円 | ||||
T | 直列3気筒 DOHC 0.66リッター ターボ | 2WD(FF) | 1,496,250円 | ||
4WD | 1,613,850円 |
新型「ワゴンR」「ワゴンR スティングレー」は、「軽ワゴン低燃費No.1新世代エコカー」を開発コンセプトとし、低燃費化技術「エネチャージ」「新アイドリングストップシステム」「エコクール」を全車に採用している。
減速エネルギー回生技術「エネチャージ」は、既存のアイドリングストップ車専用の鉛バッテリーに加え、高効率なリチウムイオンバッテリーと高効率・高出カのオルタネーターを併用。同社独自の減速エネルギー回生機構となり、軽自動車として初めて採用した。
アイドリングストップシステムも進化。停止前の減速時、アクセルを離したときから燃料をカットし、さらにブレーキを踏んで13km/h以下になると自動でエンジンを停止する「新アイドリングストップシステム」となった。
蓄冷技術「エコクール」は、アイドリングストップ中、エアコンが停止し送風状態になった時、蓄冷材を通した冷風を室内に送ることで車室内の温度上昇を抑制する機構。これも軽自動車で初めての搭載となる。
エネチャージインジケーター | リチウムイオンバッテリー | フルオートエアコン |
そのほか、ボディーをはじめ、エンジン、足まわり、内装部品など車両全体にわたり徹底した軽量化を行うことで、最大70kgの軽量化を達成。軽ワゴン最軽量の780kg(ワゴンR FX 2WD車)を実現。エンジンもフリクション(摩擦抵抗)の低減を徹底した改良型の「R06A型エンジン」を搭載し、フリクションを低減した改良型の副変速機構付CVTと組み合わせている。
これらにより、JC08モード燃費は自然吸気・2WD車で28.8km/L。ターボ・4WD車でも平成27年度燃費基準+20%を達成し、全車エコカー減税(環境対応車普及促進税制)の免税(100%減税)車となっている。
エンジン・駆動 | JC08モード燃費 | エコカー減税 |
自然吸気・2WD車 | 28.8km/L | 免税(100%減税) |
自然吸気・4WD車 | 27.8km/L | |
ターボ・2WD車 | 26.8km/L | |
ターボ・4WD車 | 25.0km/L |
■「ワゴンR」「ワゴンR スティングレー」主要諸元
車種 | ワゴンR FX | ワゴンR スティングレー T |
全長×全幅×全高[mm] | 3395×1475×1640 | 3395×1475×1660 |
ホイールベース[mm] | 2425 | |
前後トレッド[mm] | 1295/1290 | |
最低地上高[mm] | 155(2WD)/150(4WD) | |
室内長×室内幅×室内高[mm] | 2165×1295×1265 | |
エンジン | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | 直列3気筒DOHC 0.66リッター ターボ |
最高出力 | 38kW(52PS)/6000rpm | 47kW(64PS)/6000rpm |
最大トルク | 63Nm(6.4kgm)/4000 | 95Nm(9.7kgm)/3000 |
使用燃料 | 無鉛レギュラー | |
トランスミッション | CVT | |
JC08モード燃費[km/L] | 28.8(2WD)/27.8(4WD) | 26.8(2WD)/25.0(4WD) |
定員[名] | 4 | |
重量[kg] | 780(2WD)/830(4WD) | 820(2WD)/870(4WD) |
ステアリング形式 | ラック&ピニオン | |
前/後サスペンション | マフファーソンストラット式/ITL式コイルスプリング | |
主ブレーキ形式 | ディスク/リーディングトレーリング | ベンチレーテッドディスク/リーディングトレーリング |
タイヤ | 155/65 R14 75S | 165/55 R15 75V |
(編集部:谷川 潔)
2012年 9月 6日