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スズキ、「ワゴンR」が軽ワゴントップレベルの燃費33.0km/Lを達成

ターボ車にも「S-エネチャージ」を採用、燃費28.0km/Lに

2015年8月18日発売

114万4800円~173万5560円

ワゴンR FZ

 スズキは8月18日、軽乗用車「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」の「エネチャージ」「S-エネチャージ」搭載車の燃費を向上するとともに、ターボ車にも「S-エネチャージ」を搭載して発売した。価格は114万4800円~173万5560円。

グレードエンジン変速機駆動方式価格エコカー減税(取得税/重量税)
FX直列3気筒DOHC 0.66リッター(エネチャージ)CVT2WD(FF)1,144,800円免税
4WD1,265,760円80%/75%
FZ直列3気筒DOHC 0.66リッター(S-エネチャージ)2WD(FF)1,372,680円免税
4WD1,493,640円
スティングレー X2WD(FF)1,465,560円
4WD1,586,520円
スティングレー T直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ(S-エネチャージ)2WD(FF)1,614,600円80%/75%
4WD1,735,560円
ワゴンRスティングレー T

 今回の改良では、「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」の「S-エネチャージ」搭載車でモーターアシストする時間と頻度を増やすとともに、燃焼効率を高めるなどの改良を施したR06A型エンジンを組み合わせ、JC08モード燃費33.0km/Lを実現。また、ターボ車にも「S-エネチャージ」を採用して軽ワゴンターボ車トップレベルの28.0km/Lを達成したほか、「エネチャージ」搭載の自然吸気エンジン車にも改良型のR06A型エンジンを搭載し、ワゴンRシリーズ全体の燃費向上を図った。

 具体的には、「S-エネチャージ」搭載車のモーターアシストする時間を従来の最長6秒間から最長30秒間まで拡大。さらにモーターアシストする速度域を従来の「15km/h~85km/h」から自然吸気エンジン車は「発進後~約85km/h」(ターボ車は「発進後~約100km/h」)に拡大し、モーターアシストする頻度を向上させた。

 R06A型エンジンの改良については、圧縮比の向上やEGRシステムの採用に加え、吸気/排気系を見直し、低中速の動力性能を高めた上で燃費性能を向上。さらにエキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドの採用や触媒ケースの簡素化など、軽量化とコンパクト化が行われている。

 そのほか、エクステリアではFX、FZ、スティングレーのボディーカラーに「ムーンライトバイオレットパールメタリック」を新設定したほか、スティングレーにLEDフロントフォグランプを採用。さらにスティングレー「T」には青い加飾を施したヘッドランプとリアコンビネーションランプ、青く点灯するLEDイルミネーションが追加されている。

(編集部:小林 隆)