ニュース

小林可夢偉、2013年のF1シート獲得を断念

2014年のF1復帰を目指す

小林選手
2012年12月18日発表

 レーサーの小林可夢偉選手は18日、2013年のF1参戦を断念すると発表した。

 日本人唯一のF1ドライバーである小林選手は2010年から2012年までザウバー・フェラーリチームのドライバーとして参戦し、日本GPでの3位入賞をはじめ9回入賞したが、ザウバーは2013年は小林選手と契約しないことを発表。他チームのF1でのシート獲得を目指してスポンサーとファンからの寄付を募り、複数の日本企業から800万ユーロ強(約8億8000万円以上)と、1億8465万5120円の募金を得たが、「戦えるチームでの2013年のレースシート獲得は不可能という状況」になったとしている。

 2013年はF1以外のカテゴリーは「考えていない」としており、2014年にF1のトップチームのシートを獲得することを目指す。

 なおファンからの募金受付は終了し、集まった募金は2014年のシート獲得資金に充てる。

(編集部:田中真一郎)