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アウディ、“歴代TT最速”「TT RS プラス クーペ」を日本導入
TT RS クーペから20PS/15Nmパワーアップしつつ、燃費は同等
(2013/2/12 19:14)
アウディ ジャパンは2月12日、「TT RS クーペ」の一部装備と仕様を変更した「TT RS プラス クーペ」を発売した。価格は890万円で、ステアリング位置は左右を用意する。TT RS プラス クーペの発売に伴い、TT RS クーペはカタログから外れている。
アウディのスポーツモデル開発部門であるクワトロGmbHが開発を行い、本国ドイツで2012年2月に発表されたモデルとなる。
TT RS クーペと同様、直噴ターボの直列5気筒DOHC 2.5リッターTFSIエンジンを搭載するが、専用チューンにより最高出力を20PS、最大トルクを15Nm引き上げ、265kW(360PS)/5500-6700rpm、465Nm(47.4kgm)/1650-5400rpmを発生。7速デュアルクラッチAT「Sトロニック」を介して4輪を駆動し、0-100km/h加速はTT RS クーペ比で0.2秒短縮の4.1秒をマーク、歴代TTで最速となった。
出力、トルクが向上した一方で、JC08モード燃費は従来と同様の10.0km/Lとしている。
エクステリアでは、ハイグロスブラックダイヤモンドデザインのグリルやマットアルミニウムのフレームを組み合わせたシングルフレームグリル、カーボンのエクステリアミラー、リヤディフューザーインサートとオーバル形状の大口径スポーツエグゾーストといった専用デサインを採用。アルミホイールはチタンルックの19インチ5アームローターデザイン(タイヤサイズ:255/35 R19)を標準装備。
ボディーカラーには新たにパンサーブラッククリスタルを追加した。ボディーサイズは4200×1840×1380mm(全長×全幅×全高)。
インテリアでは次世代情報サービス「ITSスポット(DSRC)」対応のSDカーナビを採用。MP3やWMAフォーマットに対応するとともに、USBスロットやRCAインプットを備え、さまざまな機器との接続が可能になった。シフトレバーには専用ロゴが与えられる。