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仏プジョー、都市向けクロスオーバー「2008」をジュネーブショーで公開

Hybrid Air搭載コンセプトカーも

プジョー 2008
2013年2月18日(現地時間)発表

 仏PSAプジョー・シトロエンは、ジュネーブ・モーターショー(プレスデー:3月5日、6日、一般公開日:3月7日~17日)の出展概要を発表した。

 ジュネーブでは、プジョー「2008」がワールド・プレミアされる。全長4.16mのコンパクト・クロスオーバーモデルで、「サンパウロや上海、パリ、クアラルンプール、モスクワ、東京の都市部に住む若者」を想定ユーザーとして開発された。欧州・アジア・アフリカ・南米での販売を想定している。3気筒ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンを搭載する。

 また、2008にハイブリッドパワートレーン「Hybrid Air」を搭載したコンセプトカーを展示する。Hybrid Airは回生エネルギーを圧縮空気として貯め、圧縮空気で油圧モーターを駆動してエンジンをアシストするハイブリッドシステム。内燃機関車への搭載が容易としている。

 また、石油メーカーのTotalと開発した「208 Hybrid FE」も展示される。こちらはバッテリーと電気モーターを搭載したハイブリッド車で、コンポジット素材とポリカーボネートを積極的に採用することで軽量化を図った。また、Totalが開発した特殊なエンジン潤滑油や、転がり抵抗を抑制したタイヤとホイールリムなどを採用する。

(編集部:田中真一郎)