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ホンダ、英ミルトンキーンズにF1の活動拠点、2014年6月に稼働開始予定

パワーユニットのリビルドやメンテナンス、サーキットサービスを実施

2013年7月11日発表

 本田技研工業は7月11日、英国バッキンガム州ミルトンキーンズに、欧州におけるF1の活動拠点を構えると発表した。同活動拠点は、2014年6月に稼働開始する予定。

 同社は2008年末で撤退したF1世界選手権に、パワーユニットサプライヤーとして2015年から復帰することを明らかにしている。

 活動拠点は無限(M-TEC)の英国子会社であるMUGEN EURO内に設置され、F1をはじめWTCC(世界ツーリングカー選手権)など欧州におけるモータースポーツの活動拠点としての役割を担う。

 今後ホンダはこの拠点を基盤として欧州でのF1レース活動における体制を構築し、2015年シーズンからの参戦に向けた準備を進める。本田技術研究所 四輪R&Dセンターで開発された、エンジンを含めたパワーユニットのリビルドやメンテナンス、サーキットサービスを、同拠点で行っていくと言う。

 この活動拠点の設置に際し、本田技術研究所 取締役 専務執行役員 四輪レース担当 新井康久氏は「今回、英国でのF1の拠点が決定し、参戦に向けての具体的な準備に入りました。今後、ファンの皆様の期待に応えるべく、2015年に向けてパワーユニットの開発を加速し、新たなホンダサウンドを響かせることができるように頑張っていきたいと思います」と述べている。

(編集部:小林 隆)