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パナソニック、準天頂衛星「みちびき」に対応7V型カーナビ ストラーダ Rシリーズ「CN-R300D」「CN-R300WD」

フロントインフォディスプレイ「CY-DF100D」によりHUD機能を実現

200mmコンソールに対応するストラーダ Rシリーズ「CN-R300WD」
2013年9月20日発売

オープンプライス

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、7V型カーナビ ストラーダ Rシリーズ「CN-R300D」「CN-R300WD」を9月20日に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は各10万円前後。

ストラーダ Rシリーズ「CN-R300D」。一般的な2DIN(180mmコンソール)に対応
ストラーダ Rシリーズ「CN-R300WD」。トヨタ車で採用の増えてきた200mmコンソールに対応

 CN-R300D、CN-R300WDとも、7V型WVGA(800×480ドット)ディスプレイを搭載するAV一体型のメモリカーナビ。CN-R300Dは2DINタイプ(178×183×100mm[幅×奥行き×高さ])、CN-R300WDはトヨタ車で採用が増えている200mmコンソールタイプ(205×176×104mm)となる。

 ストラーダRシリーズでは、準天頂衛星みちびきに対応することでより高精度な測位を実現。別売のDSRC車載器と接続することで、ITSスポットサービスに対応するほか、同じく別売のフロントインフォディスプレイ「CY-DF100D」(オープンプライス[店頭予想価格:6万円前後])でHUD(ヘッドアップディスプレイ)機能も実現可能。

投影情報
フロントインフォディスプレイ「CY-DF100D」

 このフロントインフォディスプレイは、ルート案内中、右左折する交差点や分岐するインターチェンジ等、ドライブ中に必要度の高い情報を、ダッシュボード上に設置したコンバイナに投影。ドライバーのアイポイントからの視距離は約1.3mになる。2013年8月29日現在の対応車種は、トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」「プリウスα」「アイシス」「シエンタ」「ポルテ」「スペイド」、ホンダ「フィットハイブリッド」、日産「モコ」、ダイハツ「ムーヴ コンテ」となる。

 ディスプレイ画面はスマートフォン同様の操作が可能な「モーションコントロール」機能を搭載。ダブルタップ、2点タッチ、ピンチイン/アウトで地図の縮尺を変更可能なほか、メニューもフリック操作できる。スマートフォンにダウンロード無料の専用ランチャーアプリ「Drive P@ss」をインストールすることで、音楽再生や動画再生ができるほか、Yahoo! ニュース閲覧アプリ「Yahoo! ニュース」なども用意。HDMI端子を装備するため、HDMI端子を持つスマートフォンの動画・音楽コンテンツを車内で楽しむことができる。

(編集部:谷川 潔)