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ポルシェ、新型「パナメーラ ターボS」とストレッチ版「パナメーラ ターボS エグゼクティブ」

ターボS エグゼクティブは東京モーターショーでワールドプレミア

パナメーラ ターボS エグゼクティブ
2013年11月5日予約受注開始

2660万円(パナメーラ ターボS)

2898万円(パナメーラ ターボS エグゼクティブ)

 ポルシェ ジャパンは、新型「パナメーラ ターボS」「パナメーラ ターボS エグゼクティブ」の予約受注を11月5日に開始する。価格はパナメーラ ターボSが2660万円、パナメーラ ターボS エグゼクティブが2898万円。ステアリング位置は、ターボSは左右から選択でき、ターボS エグゼクティブは左のみの設定。

 ターボS エグゼクティブは、「第43回東京モーターショー」(11月20日~21日プレスデー、22日特別招待日、22日プレビュー・ナイト、23日~12月1日一般公開日)でワールドプレミアとなり、同社が東京モーターショーで新モデルのワールドプレミアを行うのは初。

パナメーラ ターボS

 パナメーラシリーズのフラグシップモデルに位置づけられるターボS、ターボSからホイールベースを150mmストレッチしたターボS エグゼクティブは、パナメーラ ターボの520PS/700Nmを発生するV型8気筒4.8リッターエンジンをベースに、新しいアルミニウム合金製ピストンの採用など各コンポーネントを最適化するとともに、より大型のコンプレッサーが備わるターボチャージャーを採用。これにより、最高出力は50PSアップの570PS、最大トルクは50Nmアップの750Nmを発生する。さらにオーバーブースト機能を使うと、最大トルクは800Nmまで向上する。トランスミッションは8速デュアルクラッチAT「PDK」。0-100km/h加速は3.8秒、最高速は310km/h。

 こうした出力向上の一方で、燃料消費量(NEDC測定値)はパナメーラ ターボと同じく10.2L/100kmとし、先代モデルから約11%以上の改善に成功したという。

 装備面では、コーナリング時に車両の横方向の傾きを低減することで俊敏性と快適性を同時に向上させる「ポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)」、電子制御式リミテッド・スリップ・リアディファレンシャルと連動し、左右リアホイールへのトルク配分を制御する「ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)」、耐フェード性と耐摩耗性に特に優れた高性能ブレーキシステム「ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)」、車速感応式の「パワーステアリングプラス」、路面状況やドライビングスタイルに応じて各ダンパーの減衰力を無段階に調節できる「ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)」などを標準装備。

 インテリアはツートンレザー仕上げで、フロントに14-way電動シートを標準装備し、シートクッションの拡大、ランバーサポート、ステアリングコラムの電動調整機能を含むメモリー機能が備わる。フロント/リアシートともにシートヒーターを装備する。

 また、ターボS エクゼクティブでは後席の足下スペースがターボSからさらに120mm拡大するとともに、全シートがアクティブベンチレーションを備え、電動ロールアップサンシェードもつくほか、オプションでプライバシーガラスを兼ねた遮熱・防音ガラスのウインドウ、専用設計のリアのインテリアライティングパッケージ、大型リアセンターコンソールなどが用意される。

パナメーラ ターボS エグゼクティブ

(編集部:小林 隆)