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パナソニック、“トリプル衛星受信”とOBD2に対応する新型「ゴリラ」シリーズ4機種
「準天頂衛星 みちびき」「グロナス」対応でPNDでも自車位置精度を追求
(2014/5/12 14:10)
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、SSD PNDの「ゴリラ」シリーズでニューモデル4機種を発表。5V型画面の「CN-GP540D」を6月12日、7V型画面の「CN-GP740D」「CN-GP745VD」と独自の“ゴリラ Eye(アイ)”を備える「CN-GP747VD」の3機種を7月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はCN-GP540Dが3万7000円前後、CN-GP740Dが5万円前後、CN-GP745VDが6万円前後、CN-GP747VDが7万円前後。
16GBのSSDを搭載し、高精細ワイドVGA(800×480ピクセル)ディスプレイを採用する新型ゴリラシリーズでは、国内向けPNDとしては業界初となるアメリカのGPS、日本の準天頂衛星 みちびき、ロシアのグロナスに対応する「トリプル衛星受信」に対応。さらに上下左右のジャイロセンサーと3軸の加速度センサーを組み合わせて使う独自の「Gジャイロ」を搭載し、PNDながらビル街や高架下、トンネルなどの走行中でも高い自車位置測位の精度を実現する。
また、CN-GP540D以外の機種では2014年冬に発売予定のオプション「OBD2アダプター」に対応。車両のOBD2コネクター(故障診断コネクター)から速度情報やエンジン回転数などのデータを受け取れるようになり、車両の現在位置をさらに正確に測位可能になる。
このほか、機種名にVが入るCN-GP745VDとCN-GP747VDはFM-VICSに対応。渋滞や交通規制などの情報を受信して地図上に表示し、通行止めなどの情報を考慮したルートを探索してくれる。さらに「道路マップ無料更新」にも対応し、「道路データ」「音声案内データ」「案内画像データ」を年6回の予定で、SDカードを経由して2017年11月30日までアップデート予定となっている。