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パナソニック、準天頂衛星「みちびき」対応の5V型SSDポータブルナビ「ゴリラ CN-GP530D」
「GPS+ジャイロ+みちびき」の3つの情報で、測位精度をより正確に
(2013/5/20 14:14)
パナソニックは、5V型SSDポータブルナビ「ゴリラ CN-GP530D」を6月12日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万5000円前後。
ゴリラ CN-GP530Dは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が整備を進める準天頂衛星みちびきに対応。準天頂衛星は、日本が独自にGPS衛星を整備することで、GPSの測位精度を改善しようとするもの。現在は初号機のみちびきのみが運用されており、将来的に3機の衛星を運用することで、とくに都市部において大幅な測位精度の改善が見込まれている。
ゴリラ CN-GP530Dは、このみちびきの衛星電波に対応。GPS、ジャイロとみちびきを併用することで、山間部や都市部でもより正確な測位ができるとしている。
液晶ディスプレイは5V型WVGA(800×480ドット)タッチパネルLEDバックライト液晶を採用。16GBのSSDを採用し、2013年3月~4月にかけて開通した圏央道「海老名IC~相模原愛川IC」「茅ヶ崎JCT~寒川北IC」「木更津東IC~東金
JCT/IC」に対応した、2013年版の地図を収録している。
そのほか、観光ガイドブック「るるぶ」約100冊分の観光スポット情報をデータ化した「るるぶDATA」を収録。ドライブ前の情報収集にも役立つとしている。
メディア機能としては、ワンセグチューナーのほか、SDメモリーカードに保存した音楽(MP3/WMA)、動画(MP4)、静止画(JPEG)を再生可能。1.0Wの内蔵スピーカーを備える。
本体サイズは、128×86×17.9mm (幅×高さ×奥行き、突起部除く)。重量は約205g。電源はDC5Vで、付属のシガーライターコードはDC12V車対応。内蔵リチウムイオン電池により、電池での連続使用可能時間は約2時間。別途ACアダプター「CA-PAC22D」(7875円)も販売される。