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パナソニック、2015年3月開通の全国主要高速を収録した「ゴリラ」シリーズ4機種

16GBのSSDを採用

2015年6月5日発売

オープンプライス

CN-GP757VD

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは、SSD ポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」シリーズの新製品4機種を発表。背面にカメラを備えた「ゴリラ・アイ(CN-GP757VD)」、7V型画面の「CN-GP755VD」「CN-GP750D」、5V型画面の「CN-GP550D」を6月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はCN-GP757VDが7万5000円、CN-GP755VDが6万5000円前後、CN-GP750Dが5万5000円前後、CN-GP550Dが4万0000円前後。

CN-GP755VD
CN-GP750D
CN-GP550D

 新製品は、米国の「GPS」、日本の準天頂衛星「みちびき」、ロシアの「グロナス」に対応したトリプル衛星受信で自車位置をより正確に測位。ジャイロやオプションのOBD2アダプター(CN-GP550Dはオプション対象外)で衛星の届かない市街地、地下駐車場、トンネルでも自車位置測位精度を向上させたとしている。

 また、16GBのSSDを採用し、3月7日開通の首都高速中央環状線大井JCT(ジャンクション)~大橋JCTなど2015年3月に開通の全国主要高速道路を含めた2015年度版地図データを収録。電話番号約3070万件(個人宅約2360万件、職業別710万件)や住所約3700万件、あいまい検索約620万件、ジャンル検索約360万件など、検索用データベースを充実させ、HDDタイプカーナビゲーション同等のデータベースを収録したという。

 さらに、CN-GP757VDとCN-GP755Vでは「道路マップ無料更新」に対応し、インターネットから更新用データ(年6回発行予定)をダウンロードして、SDメモリーカード経由でナビゲーション内の道路データ・音声案内データ・案内画像データの更新が可能。

 ゴリラ・アイ「CN-GP757VD」に搭載される「ドライブカメラ」では、付属のmicroSDHCメモリーカード(8GB)に、高画質モード(1280×720ドット)なら約2時間、標準モード(640×368ドット)なら約14時間の動画が録画可能となっている。

CN-GP757VDの背面に装備されるカメラユニット

(編集部:椿山和雄)