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ホンダウエルカムプラザ青山で新型燃料電池車「FCEV CONCEPT」を日本初披露
入場無料で5月24日~6月6日に開催。水素から電気を取り出す仕組みなども紹介
(2014/5/20 19:44)
ホンダウエルカムプラザ青山で、FCV(燃料電池車)のコンセプトモデル「FCEV CONCEPT」の特別展示が5月24日~6月6日に実施される。入場無料。
2013年11月~12月に開催されたロサンゼルスオートショーで世界初公開されたFCEV CONCEPTは、FCVが本格的な普及期を迎える2015年に向け、さらなる性能向上とコストダウンを目指して開発された本田技研工業の次世代FCVコンセプトカー。従来型より約33%小型化した新開発のFC STACKを搭載し、100kW以上の高出力と3kW/L以上の出力密度を実現。さらに70Mpaの高圧水素貯蔵タンクを搭載することで、300マイル以上という航続距離を手に入れている。ホンダの伊東孝紳社長が「このコンセプトカーをベースにしたFCEVの新モデルを2015年に日本市場に投入する」と表明しており、将来的に日本の公道上を走るFCVを意識したコンセプトモデルとして注目度の高い車両。日本での一般公開はこの展示が最初となる。
このほかに会場では、ホンダの歴代FCV「FCX」「FCXクラリティ」の車両展示、FCEV CONCEPTに搭載されている最新の「Honda FC STACK」や「可搬型インバータボックス」「ソーラー水素ステーション用 高圧水電解装置・ディスペンサ」などの単体展示を実施。このほか、水素と酸素から電気を作り出す仕組みを分かりやすく解説する「水素小僧」も用意される。