ニュース
フォルクスワーゲン、プリクラッシュブレーキやACCを採用した新型「ポロ」
新設計パワートレーンで22.2km/Lの燃費を実現
(2014/8/25 13:38)
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは8月25日、新型「ポロ」を発売した。価格は223万9000円~249万5000円。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
TSI コンフォートライン | 直列4気筒 DOHC 1.2リッター ターボ | 7速DCT(7速DSG) | 2WD(FF) | 2,239,000円 |
TSI コンフォートライン アップグレードパッケージ | 2,495,000円 |
1975年に初代モデルが発売され、今回で6代目を数える新型ポロは、ボディーサイズが3995×1685×1460mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2470mm。直列4気筒 DOHC 1.2リッター ターボエンジンは最高出力66kW(90PS)/4400-5400rpm、最大トルク160Nm(16.3kgm)/1400-3500rpmを発生。乾式デュアルクラッチシステムを搭載する7速DSGと組み合わせ、アイドリングストップシステムやブレーキエネルギー回生システムなどを採用し、先代からJC08モード燃費を5%改善。22.2km/Lを達成してエコカー減税(自動車取得税80%・重量税75%軽減)適合車となっている。
このほかに装備では、2013年6月にデビューした新型「ゴルフ」にも採用されている先進安全装備を数多く継承。ミリ波レーダーセンサーを搭載し、前方車両を検知して衝突の危険をドライバーに知らせ、衝突の回避や被害軽減を行うプリクラッシュブレーキシステム「フロントアシストプラス」を採用する。さらに衝突などを感知して2次衝突を防ぐためブレーキを作動させる「マルチコリジョンブレーキシステム」、ステアリング操作などからドライバーの疲労や眠気を検知する「ドライバー疲労検知システム」などの装備を、クラスで初めて全車標準装備している。
これに加え、レーダーで前方車両との車間距離をチェックして、加減速を制御して一定の車間を調節する「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」をコンフォートライン アップグレードパッケージに標準装備、コンフォートラインにもオプション設定している。また、同じく新型「ゴルフ」から導入されている新世代インフォテイメントシステム「Composition Media」を全車に標準装備している。
【お詫びと訂正】記事初出時、価格表内の金額が一部間違っておりました。お詫びして訂正させていただきます。