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スバル、「インプレッサ」(米国仕様)を改良、「EyeSight(ver.3)」を初搭載

スポーティさと質感の強化とともに、予防安全性能が進化

2014年9月26日発表

インプレッサ(米国仕様)として「EyeSight」を初採用

 スバル(富士重工業)は9月26日、「インプレッサ」(米国仕様)の改良を行い、2015年型として年内に米国市場へ導入すると発表した。

 4ドア、5ドアを展開する米国仕様のインプレッサでは、今回の改良で運転支援システム「EyeSight(ver.3)」を初搭載し、予防安全性能の強化が図られた。このEyeSight搭載車では、コーナリング中に片側のフォグランプを自動点灯させ、夜間時の視認性を高める「SRF(Steering Responsive Fog Light)」も標準装備した。

 パワートレーンではエンジン各部のフリクション低減が図られたほか、トランスミッション内部の形状変更・剛性向上、ハイギヤ化などにより環境性能と動力性能をそれぞれ向上。また、ステアリングギヤ比のクイック化やサスペンションダンパーの減衰力変更、ボディー各所への吸音材の追加などにより、ハンドリング性能や乗り心地、静粛性を一層高める仕様とした。

 エクステリアでは、新開発の16インチアルミホイールを装備するとともに、ボディーカラーでは新たにクリスタルホワイト・パールを採用。インテリアでは金属調アクセントやピアノブラック調パネルを随所に追加したほか、シートやアームレストなどにシルバーステッチを追加するなど、質感の向上が図られた。加えて上級グレードでは、スピードメーターに3.5インチフルカラー液晶を用いたマルチインフォメーションディスプレイを採用して機能性を高めている。

2015年型インプレッサの主な仕様(米国仕様)

2.0i
ボディータイプ4ドア5ドア
ボディーサイズ(全長×全幅×全高)4585×1740×1465mm4420×1740×1465mm
ホイールベース2645mm
エンジン水平対向4気筒DOHC 2.0リッター
排気量1995cc
トランスミッション5速MT、CVT(リニアトロニック)
最高出力148HP/6200rpm
最大トルク145lb.-ft./4200rpm
タイヤサイズ195/65 R15、205/55 R16、205/50 R17
乗車定員5名

(編集部:小林 隆)