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独アウディ、RS 7自動運転コンセプトがサーキットで限界走行
ホッケンハイムのグランプリコースを限界走行し、危険走行時における自動回避機能の開発を促進
(2014/10/21 13:26)
独アウディは10月19日(現地時間)、ドイツツーリングカー選手権(DTM)最終戦の前に、無人のRS 7自動運転コンセプトがホッケンハイムのグランプリコースを走行するデモンストレーションを実施したと発表した。
同社は自動運転をもっとも重要な開発領域の1つに位置付け、電子工学研究所(ERL:Electronics Research Laboratory)、スタンフォード大学と共同で自動運転技術の開発に取り組んでいる。
その一環として、今回は無人のRS 7自動運転コンセプトにGPSや3Dカメラを搭載し、事前の想定から数cmの誤差もなく2分超のタイムで完走。限界走行を行うことで、危険走行時における自動回避機能の開発を促進するとしている。
この結果を受け、AUDI AG研究開発担当取締役 Dr.ウルリッヒ ハッケンベルク氏は、「今回の最高のパフォーマンスは我々アウディの自動運転おける開発力の高さを実証するものです。量産車両から派生させ、精密且つ高いパフォーマンスを成功させたことは我々のこれからの開発に大きな価値をもたらします」とコメントを発表している。