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マツダ、LAオートショーで新型コンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」を世界初公開
2015年春に日本から順次発売。SKYACTIV-D 1.5×6速MTとSKYACTIV-G 2.0×6速ATを設定
(2014/11/19 13:00)
- 2014年11月19日発表
マツダは11月19日、米国ロサンゼルスで開催中のロサンゼルスオートショー(11月18日~20日プレスデー、21日~30日一般公開)で新型コンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」を世界初公開し、2015年春から日本を始めグローバル市場で順次発売すると発表した。
CX-3は、マツダの新世代技術「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用して開発された第5弾モデル。この会場で参考出展された車両の主要諸元では、ボディーサイズが4275×1765×1550mm(全長×全幅×全高)となっており、同社のクロスオーバーSUVである「CX-5」の4540×1840×1705mm(全長×全幅×全高)からひとまわりコンパクトなサイズで構成されている。
パワートレーンには市場のニーズに合わせて1.5リッタークリーンディーゼルの「SKYACTIV-D 1.5」と2.0リッターガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 2.0」を用意し、参考出展車ではSKYACTIV-D 1.5に6速MT、SKYACTIV-G 2.0に6速ATが組み合わされている。また、駆動方式ではCX-5から導入された新世代AWDシステムを採用し、センサー信号によってドライバーの意図と変化し続ける走行状況を正確に検知して制御を行う世界初の技術「前輪スリップ予兆検知システム」を導入すると発表している。このほか、デミオに搭載した新開発の小型・軽量の「パワーテイクオフ」「リアディファレンシャルユニット」も採用する。
インテリアでは「Heads-up Cockpit」をコンセプトに、ドライバーを中心としたレイアウトで操作・視認系アイテムを配置。アイポイント高を1250mmに設定し、すっきりと見晴らしのよい運転が楽しめ、気持ちよく安心できる着座位置を実現している。また、フロントタイヤの前方配置とペダルの形状やレイアウトの最適化により、ドライバーが足を伸ばした位置にペダルを用意するドライビングポジションを設定。アクセルペダルにはオルガン式を採用する。
フロントシートにはショルダールームやレッグルーム、カップルディスタンスに余裕を持たせ、乗員の体格に差があっても快適に過ごせるよう設定。リアシートはフロントシートと比べて内側に着座位置を配置し、ヒップポイントも高めとして前方の視界を広げたほか、車内で対角線の位置に座る乗員同士が会話しやすいよう工夫している。シート自体の構造面では、シートバックや座面の形状、ボルスターの形状と硬さの最適化を図り、衝撃吸収ウレタンを採用。また、リアシートではシートバックを長めにしてゆったり感のある座り心地を表現している。
また、運転中の各種操作をアシストするヒューマン・マシン・インターフェイスとしてカーコネクティビティ・システムの「MAZDA CONNECT(マツダコネクト)」、ヘッドアップディスプレイの「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」などを採用している。
●CX-3参考出展車の主要諸元
CX-3 日本仕様車 主要諸元 | |
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ボディーサイズ(全長×全幅×全高) | 4275×1765×1550mm |
ホイールベース | 2570mm |
エンジン | SKYACTIV-D 1.5 |
トランスミッション | SKYACTIV-MT 6速MT |
フロントサスペンション | マクファーソンストラット式 |
リアサスペンション | トーションビームアクスル式 |
ステアリング | ラック&ピニオン式 |
タイヤサイズ | 215/50 R18 |
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ソリッドディスク |
乗車定員 | 5名 |
CX-3 北米仕様車 主要諸元 | |
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ボディーサイズ(全長×全幅×全高) | 168.3×69.5×61.0インチ |
ホイールベース | 101.2インチ |
エンジン | SKYACTIV-G 2.0 |
トランスミッション | SKYACTIV-Drive 6速AT |
フロントサスペンション | マクファーソンストラット式 |
リアサスペンション | トーションビームアクスル式 |
ステアリング | ラック&ピニオン式 |
タイヤサイズ | 215/50 R18 |
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ソリッドディスク |
乗車定員 | 5名 |