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ダイハツ、「ハイゼット トラック」に軽キャブトラックトップの燃費を実現する新パックオプション「エコパック」
リアデファレンシャルギヤをハイギヤ化、5速MTに副変速機を追加して21.0km/Lを実現
(2014/12/22 18:13)
ダイハツ工業は12月22日、軽商用車「ハイゼット トラック」に新パックオプション「エコパック」を設定して発売を開始した。「スタンダート(2WD/4WD)」「エクストラ(2WD)」「ハイルーフ(2WD/4WD)」「ジャンボ(2WD)」グレードで選択でき、価格は4万3200円。
ハイゼット トラックは9月にフルモデルチェンジを行い、エンジンの高圧縮比化、燃焼改善、メカニカルロスの低減、電子スロットルの採用など、「ミラ イース」などで培ってきた「e:S(イース)テクノロジー」を導入。これにより、最軽量モデルとなるスタンダード“エアコン・パワステレス”の2WD(FR)/5速MT車で19.6km/LというJC08モード燃費を達成していた。
今回のエコパックは、長距離移動の利用が想定される建設業や運送業における低燃費ニーズ、日常の通勤や買い物といった軽積状態での走行が多いユーザーなどに向けて開発されたもの。エコパックを装着することによってリアデファレンシャルギヤがハイギヤ化されるとともに、副変速機を追加した5速MTの採用により、JC08モード燃費は軽キャブトラックトップとなる21.0km/Lを実現。また、積載状態や山間路においては、副変速機のトランスファーレバーをLoモードに切り替えることでエコパック非装着車と同等の走行を可能にしたとしている。