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独ポルシェ、ジュネーブショーで「ケイマンGT4」と新スポーツカーを世界初公開

新スポーツカーは「日常走行とモータースポーツの間に特別な関係を築く高性能モデル」

2015年2月25日発表(現地時間)

 独ポルシェAGは2月25日(現地時間)、ジュネーブモーターショー(プレスデー:3月3日~4日、一般公開日:3月5日~15日)において「ケイマンGT4」を含めた2台のスポーツカーをワールドプレミアすると発表した。

 ケイマンGT4は、ミッドシップエンジンクーペ「ケイマン」をベースにした初めての高性能GTスポーツカーで、ニュルブルクリンクの北コースを7分40秒で走り切るという。

 ケイマンGT4には、911カレラSから流用された最高出力283kW(385PS)を発生する3.8リッターエンジンを搭載。前後アクスルの双方にダウンフォースを発生させるため、フロントスポイラーやリアウイングを装備するとともに、エンジンフード前方にはエアアウトレットを追加。また、車高を30mm下げたシャシーと大径のブレーキシステムは、911 GT3から流用されたコンポーネントによってモータースポーツにも対応できるスペックとした。

 もう1台のワールドプレミアモデルに関しては、日常走行とモータースポーツの間に特別な関係を築く高性能スポーツカーとし、サーキットで新しいベンチマークを確立するモデルと予告している。

(椿山和雄)