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【Honda F1復活祭】“オグたん”こと小倉茂徳氏が23台のホンダF1マシンを前に解説

「Honda F1 ~伝説の物語~」

2015年3月7日~8日開催

Webからのプリントアウトで無料など

Car Watch本誌でもおなじみの“オグたん”こと小倉茂徳氏。F1やスーパーフォーミュラの解説者として知られている

 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)は、3月7日~8日の2日間に渡り「モータースポーツファン感謝デー 2015」を開催した。今年のモータースポーツファン感謝デーは、ホンダのF1復帰を記念して「Honda F1復活祭」とサブタイトルがつけられているだけあって、F1でも走行のほか、多数のホンダF1マシンが展示されていた。

トークショーのスケジュール。このほか、サーキットテレビなどにも解説者として登場していた

 とくにGPスタンド裏の展示コーナーには、1964年~2008年までの、第1期、第2期、第3期のF1マシン23台(ほかに、記念写真撮影用のマクラーレン・ホンダ MP4/5と、2014年のアブダビテスト車 マクラーレン・ホンダ MP4-29H/1X1)を展示。多くの来場者を集めていた。

 このコーナーで開かれていたイベントが、Car Watchでも連載「オグたん式『F1の読み方』」を寄稿していただいているモータージャーナリスト小倉茂徳氏によるトークイベント「Honda F1 ~伝説の物語~」。3月7日、8日の両日とも第1期、第2期、第3期のエピソードを披露していた。

第2期F1参戦初期の車両

 テレビのF1放送でおなじみように、小倉氏の豊富な知識や、分かりやすい技術解説には定評がある。そのため、このコーナーは大人気で、解説時刻になると5重、6重の人垣ができていた。第2期ホンダF1の解説時には、スピリット・ホンダやウイリアムズ・ホンダ参戦時の裏話や、ターボエンジンによるF1の変化などについて語っていた。

 視界いっぱいに広がる参戦マシンの実車を見ながら聞く小倉氏の解説は格別なもので、来場した人はこの特別な時間を楽しんでいた。

幾重もの人垣ができた小倉氏のF1解説トークショー。実物のF1マシンを前に、日本でも有数のモータージャーナリストによる解説を楽しめた

(編集部:谷川 潔)