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レクサス、ニューヨークショーで新型「RX450h」「RX350」を世界初公開

日本発売は2015年秋以降を予定。「RX450h」のシステム最高出力は約300HP

2015年4月1日(現地時間)発表

ニューヨークショーで世界初公開された新型「RX450h」(左)と「RX350」(右)

 レクサス(トヨタ自動車)は4月1日(現地時間)、2015年ニューヨーク国際オートショー(会期:4月1日~12日)で新型プレミアムクロスオーバー「RX450h」「RX350」を世界初公開した。この新型「RX」シリーズは、日本での発売を2015年秋以降の予定としている。

ハイブリッドモデルとなる「RX450h」

 新しいRXシリーズの特徴は、外観では独自に進化させたSUVらしいスピンドルグリルをフロントマスクに採用。L字型の3眼フルLEDヘッドランプでレクサス車としてのアイデンティティを表現しつつ、フォグランプと一体化させて高い位置にレイアウトしたコーナーリングランプを使って安全性とスマートさを訴求する。

 メインボディーは後端まで菱形スタイルで連続させ、大きく張り出した前後のホイールフレアにより、滑らかさと堂々たる力強さを表現。ホイールベースは従来型から50mm拡大し、充分な室内空間を確保しながら、滑らかで優雅なキャビンシルエットを実現している。

 さらにホイールではトリム脱着が可能な「セレクタブルカラートリムホイール」を初採用。ボディーカラーとコーディネートして華やかさを演出する。

新型「RX」シリーズのリアデザインでは、レクサスモデルとして初めて側面まで回りこむL字型テールランプを採用し、ボディーのワイド感を強調

 パワートレーンはハイブリッドユニットとV型6気筒3.5リッターのラインアップを紹介。RX450hのハイブリッドユニットでは、熱効率を追求したV型6気筒3.5リッターアトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーター内蔵のトランスミッションを組み合わせ、低燃費とCO2排出量の低減を実現。また、直噴機構であるD-4Sを搭載したRX350のV型6気筒3.5リッターエンジンは、パワーと同時に燃費や環境性能を並び立たせている。

 また、スポーティバージョンである“F SPORT”についても登場が予告されており、チューニングを施した「電動アクティブスタビライザー」の新採用でフラットかつ安定したコーナリング走行をサポートするという。

RX450hのハイブリッドユニット。システム最高出力を約300HPとしている
RX450hのインテリア
V型6気筒3.5リッターエンジンを搭載する「RX350」
RX350はD-4Sを採用するV型6気筒3.5リッターエンジンを搭載。最高出力は「300HPを目標」とのこと
新型「RX」主要諸元
 RX450hRX350
全長(mm)4,890
全幅(mm)1,895
全高(mm)1,690
ホイールベース(mm)2,790
トレッド 前/後(mm)1,640/1,630
駆動方式2WD(FF)、AWD
エンジン最高出力300HPを目標
システム最高出力約300HP
タイヤ&ホイール235/65 R18、235/55 R20

(編集部:佐久間 秀)