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プジョー、「205 GTi」の誕生30周年を記念した50台限定モデル「208 GTi 30th Anniversary」

プジョースポールによりエンジン出力を向上した限定ホットハッチ

2015年5月1日発売

358万円~388万円

 プジョー・シトロエン・ジャポンは、「205 GTi」の誕生30周年を記念した50台限定モデル「208 GTi 30th Anniversary(サーティエス・アニバーサリー)」を5月1日に発売する。価格はボディーカラーによって異なり、サテン・ホワイトが358万円、マットブラックとソリッドレッドの2トーンであるクープ・フランシュ(特別色)が388万円。ステアリング位置は左のみ。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
208 GTi 30th Anniversary(サテン・ホワイト)直列4気筒DOHC 1.6リッターターボ6速MT2WD(FF)3,580,000円
208 GTi 30th Anniversary(クープ・フランシュ)3,880,000円

 プジョーのモータースポーツ部門であるプジョースポールが手掛けた今回の限定車は、内外装でスポーティなイメージを高めたモデル。サテン・ホワイトカラーとともに特別色となるクープ・フランシュを設定し、2014年の北京モーターショーで展示されたコンセプトカー「EXALT(エグザルト)」を想起させるカラーリングに仕上がっている。

クープ・フランシュカラーの208 GTi 30th Anniversary(写真左)は、2014年の北京モーターショーで展示されたコンセプトカー「EXALT(エグザルト)」(写真右)を想起させるカラーリング

 エクステリアではフロントグリル、ホイールアーチ、18インチホイール(7.5J×18)といったマットブラックパーツに加え、レッドブレーキキャリパー、リアクォーターピラーに記念エンブレムを装着。マフラーのテールエンドもベースの208 GTiが四角のところ、丸型に変更されている。

マットブラックカラーの18インチホイール(7.5J×18)。タイヤサイズは205/40 ZR18
マットブラックのフロントグリル
リアクォーターピラーに記念エンブレムが備わる

 インテリアではアルカンターラ/テップレザー/ファブリックを組み合わせたプジョースポールのロゴ入りバケットシートをはじめ、ブラックパネル(タッチスクリーン下部)、レッドライン付インナードアハンドル、アルミペダル&フットレスト、シリアルナンバープレート(室内灯上部)などが装備される。

 また、エンジンに関しても手が加えられ、直列4気筒DOHC 1.6リッターターボは8PS/25Nm向上の最高出力153kW(208PS)/6000rpm、最大トルク300Nm/3000rpmを発生する一方で、アイドリングストップシステムを新たに搭載して燃費性能も高められている(参考燃費:15.6km/L)。加えてトルセンLSD、専用ショックアブソーバー&スプリング、専用ESPプログラム/パワーステアリングなど、スポーティな装備が多く与えられている。

プジョースポールのロゴ入りバケットシートやアルミペダル&フットレストなどでスポーティさが高められている

(編集部:小林 隆)