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フォルクスワーゲン、女性スタッフの新ユニフォームを披露
販売店で働く女性スタッフがプロジェクトに参加
(2015/6/11 20:39)
- 2015年10月1日より導入
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは6月11日、10月1日よりフォルクスワーゲン正規販売店に全国統一で導入する、女性スタッフの新ユニフォームを初披露した。
会場でお披露目されたユニフォームは、春夏用は明るめのグレーとし、秋冬用はトーンを落としたグレーを採用、それぞれにフォルクスワーゲンのブランドカラーとなるブルーのラインを取り入れた。また、胸元のアクセントとなるボタンには、フォルクスワーゲンのロゴを配した特注品が使われている。
ユニフォームの発表会では、デザインを担当したファッションブランド「YASUTOSHI EZUMI」のデザイナーである江角泰俊氏がプレゼンテーションを行った。
プレゼンテーションでは、ユニフォームのテーマを「EVOLVE STANDARD(進化するスタンダード)」とし、フォルクスワーゲンの代表モデル「ゴルフ」をデザインソースに、40年以上にわたり進化を遂げながらも常にスタンダードであり続けている、変わらぬ価値とシンプルで無駄のないラインをユニフォームに落とし込んだことが示された。
江角氏は「ユニフォームのデザインは初めてでしたので、どのようにしたらいいか悩みました。コレクションとは違う毎日着るユニホームで、印象もよくしなければならない。ゴルフのボンネットラインにデザインのインスピレーションを絞り込み、シンプルかつフォルクスワーゲンを表現するデザインにすることができた」と話した。
完成したユニフォームは、スタンダードなシルエットのジャケットとベストとしながら、ゴルフのボンネットラインにインスピレーションを受けたという、ジップアップの青いラインが施された。ユニフォームのポイントとなる青いジップアップのラインに、江角氏は「どこにデザインを落とし込むかということで、分かりやすくジップアップを取り入れました」と明かした。
ユニフォームの導入にあたっては、全国の正規販売店の中から選出された女性社員12名からなるプロジェクトチームを発足させ、フォルクスワーゲンに相応しい、ユニフォームのあり方など意見交換を重ね、現場の意見要望を踏まえて、今回のユニフォームが完成したという。
江角氏は「試着会を女性スタッフの方とした時に、意見が多すぎて困ってしまいました。全国の色々なところからスタッフの方が来られていて、”私はこれが好き””あれが好き”といった意見の多さ、それを取りまとめるのが大変でした」と話し、内ポケットからトランシーバーのラインを流せたり、機能面においても普段の活動を考慮して、細かな仕様変更を行ってきたことを明かした。
今回のユニフォームの導入は、4月より開始した「ゴキゲン♪ワーゲン」をスローガンにした新しいブランドコミュニケーションキャンペーンの一環。店舗CIだけでなく、女性スタッフユニフォームも統一することで、一環したフォルクスワーゲンブランドの世界をユーザーに伝えるという。
発表会に登壇した、フォルクスワーゲン グループ ジャパンの庄司茂社長は「実際にユニフォームを見たスタッフからは”デザイン画で想像していたよりずっとよい”という好評でした。ショールームで一番最初にお客様と接点を持つことが多い女性スタッフは、フォルクスワーゲンのブランド活動において大変重要な存在です。女性スタッフが生き生きと働く店舗は、やはり販売も好調です。新しい素敵なユニフォームを着て生き生きと働く女性スタッフにより、お客様のおもてなしに磨きがかかることを期待しています」とコメントした。