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ホンダ、歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」を11月にリース販売開始
病院やリハビリテーション施設などを対象
(2015/7/21 13:07)
- 2015年7月21日発表
本田技研工業は7月21日、歩行のリハビリテーションを支援する歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」を、全国の病院やリハビリテーション施設などを対象にリース販売すると発表した。リース販売の開始は11月を予定している。
「Honda歩行アシスト」は、2足歩行理論である倒立振子モデルに基づく効率的な歩行を誘導する機能を有し、医師・療法士の指導の下で歩行訓練に使用する機器。
同社はヒューマノイドロボット「ASIMO」で培った歩行理論をもとに1999年より歩行アシストの研究を続けてきたが、2013年からは台数限定で全国約50の病院や施設の協力のもとで先行使用をしてもらい、機能の最適化を進めてきた。
今回、より多くの病院・施設で使用できるよう、リース販売を開始するとしている。