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ホンダ、使い勝手と整備性を向上させた「ベンリィ」シリーズ
50ccモデルに新エンジン「eSP」を採用、燃費は65.2km/L
(2015/7/30 17:35)
- 2015年7月30日発表
- 23万2200円~28万4040円
本田技研工業は、ビジネススクーターの「ベンリィ」シリーズに、新エンジンの採用や使い勝手の向上などの改良を行って、8月27日に「ベンリィ」「ベンリィ プロ」を、9月10日に「ベンリィ 110」「ベンリィ 110 プロ」を、それぞれ発売する。価格は、23万2200円~28万4040円。
今回、原付一種スクーターの「ベンリィ」「ベンリィ プロ」には、「Dunk」「TACT」に採用されている「eSP」をベースにした50cc水冷・単気筒4ストロークエンジンを搭載。ビジネス車として必要なトルクの設定やドライブベルトの耐久性向上などにより、荷物積載時における登坂力を確保。燃費は65.2km/L(30km/h定地走行テスト値)を実現した。
また、専用設計の扁平マフラーの採用と短軸長リアアクスルシャフトの採用によりマフラーを取り外さずにタイヤ交換が可能。さらに汎用性の高いタイヤサイズの採用などメンテナンス性を高めた。
「ベンリィ」シリーズ全モデルでは、使用頻度の多いサイドスタンドをリターンスプリングの複数化で信頼性を向上させるとともに、接地ポイントの最適化により傾斜地での駐車安定性を向上させた。メインスタンドは、ビジネス用途に求められる強度の確保とスタンド操作時の荷重軽減も図った。
さらに、調整時に工具の使用頻度を軽減するテーパー締結構造をバックミラーに採用、スパークプラグやサイドスタンド周りの点検が一度にできる大型メンテナンスリッドを採用している。