スズキ、「スペーシア」ターボ車に「S-エネチャージ」搭載、燃費26.8km/Lをマーク

　スズキは8月18日、軽乗用車「スペーシア」「スペーシア カスタム」に、ターボエンジンと加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」を組み合わせたモデルを新たに設定して発売した。価格は149万400円～183万8160円。

スペーシア T（デュアルカメラブレーキサポート・全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車）

　今回設定されたターボ車は、「S-エネチャージ」を搭載した自然吸気エンジン車に対し、モーターアシストする速度域を「発進後～約85km/h」から「発進後～約100km/h」に拡大することでモーターアシストの頻度を増やし、力強い走りと低燃費を両立。JC08モード燃費26.8km/Lを達成した。

　スペーシアにターボ車1グレードを設定する一方、スペーシア カスタムにはターボ車を従来の1グレードから「XSターボ」「GSターボ」の2グレード構成とすることで選択肢を増やしている。また、ステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」や全方位モニター付メモリーナビゲーションなどに加え、新たにクルーズコントロールシステムと7速マニュアルモード付パドルシフトを採用して装備を充実させた。

　そのほか、スペーシア Tでは上部に白色のLEDイルミネーションを備えたメッキフロントグリル、メッキバックドアガーニッシュ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー、14インチアルミホイールなどが与えられ、他グレードとの差別化が図られている。

スペーシア カスタム XSターボ（デュアルカメラブレーキサポート・全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車）