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写真で見るスズキ「スペーシア カスタム」

 今春デビューしたスズキのハイトワゴン「スペーシア」に精悍な専用デザインの内外装を加えて存在感をより高めたモデル「スペーシアカスタム」が発表された。

 広く明るい室内空間と徹底した軽量化等による低燃費、充実した装備により、主に子育て世代の女性ユーザーを中心に高い評価を受けてきたスペーシアに、カスタム志向のユーザーやダウンサイザーの要求を満たすべく内外装の専用パーツや装備で上質さや精悍さを表現したのがスペーシアカスタムだ。

 ラインナップは自然吸気エンジンのGS/XSとターボエンジンのTSの3グレード。ミッションは全車CVTですべてのグレードに2WDと4WDが用意される。なおNAモデル全車に14インチ、ターボモデルには15インチアルミホイールを装備。フロントスタビライザー、フロントベンチレーテッドブレーキも全車に標準装備とし走りのレベルアップも果たした。

 スペーシア同様「ENE-CHARGE(エネチャージ)」「新アイドリングストップシステム」「ECO-COOL(エコクール)」を組み合わせた「スズキ グリーンテクノロジー」が採用され燃費性能は自然吸気エンジンの2WDモデルが27.8km/L、ターボ2WDモデルが26.0km/L。4WDターボ車も含む全モデルがエコカー減税により自動車取得税および重量税が免税(100%減税)となる。

 ボディーカラーは新色のスチールシルバーメタリックとクールカーキパールメタリックを含む全7色。撮影車はクールカーキパールメタリック。

ボディーサイズは全長3395×全幅1475×全高1735mm(4WDは1740mm)でスペーシアと同一
外観上の最も大きな特徴はこの精悍なフロントマスクだ。
ディスチャージヘッドランプとリング上に配置したLEDポジションランプ
スケルトンフロントグリルにはLEDイルミネーションが装備される
ドア解錠時にはハザードランプに加えLEDポジションランプとLEDイルミネーションが15秒間点灯するアンサーバック機能が付く
LEDサイドターンランプ付ドアミラーは標準装備
力強いデザインのフロントバンパー
フロントと対をなすリアバンパーのデザイン
サイドアンダースポイラーも標準装備
スモークタイプのクリアレンズを組み合わせたLEDリヤコンビネーションランプ
多面体のような複雑なカットのインナーレンズ
専用ルーフエンドスポイラー
専用エンブレム
TSには新デザインの切削タイプ専用15インチ、GS/XSは新デザインの専用14インチアルミホイールを装備する(写真は15インチ)
ブラック基調のインパネ、ドアトリム、ドアトリム表皮、シート。フロントガラスはトップシェード付きでXS/TSの運転席・助手席バニティーミラーは照明
専用縫製シートのシートは座面中央部分の表皮に光沢の異なる黒色の糸を使用している
エアコンルーバーリングとインサイドドアハンドルはシルバー加飾され内装全体のコントラストが強められている。
3連スピードメーターにも外周にシルバーリングを配置
XS/TSは本革巻ステアリングホイール
ドアアームレストとナビまわりのオーディオガーニッシュはピアノブラック調塗装となる。またスマートフォン連動ナビ(バックモニター、ハンズフリーマイク、外部端子、ステアリングオーディオ付)はカスタム全グレードにメーカーオプションが設定される
後席右側ワンアクションパワースライドドアはXSに標準装備されるが、オプションで左側にも用意される。またカスタムの発売に合わせスペーシアのX/Tグレードにも同オプションが追加設定される

(高橋 学)