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ニンニンジャーと赤福がレッドブルの2人のドライバーに勝利を運んでくる?
リカルド、クビアト両選手が「三重テラス」を表敬訪問
(2015/9/24 09:46)
- 2015年9月23日開催
今週末9月25日(金)~27日(日)の3日間にわたり、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにおいて、「F1世界選手権 第14戦 日本グランプリ」が開催される。すでに前戦のシンガポールのレースを終えた多くのドライバーは来日しており、忙しい中をぬって各種プロモーション活動などに参加している。
レッドブルレーシングに所属する、ダニエル・リカルド選手、ダニール・クビアト選手も同様で、9月23日に鈴鹿サーキットの地元三重県が東京日本橋に開設しているアンテナショップ「三重テラス」を表敬訪問し、三重県 副知事 石垣英一氏より激励を受けた。
副知事だけでなく、忍者の里がある三重県を代表する?アイドルとして、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」と、三重県を代表する和菓子「赤福」も2人を歓迎し、今週末に行われる日本GPでの2人の活躍を祈願した。
手裏剣戦隊ニンニンジャー、赤福などがが2人を激励
レッドブルレーシングは、2010年~2013年に4年連続ドライバーチャンピオン、コンストラクターズチャンピオンを獲得した強豪チームだ。日本GPでも強く、2009年、2010年、2012年、2013年と4度で勝者となっている。昨年から新しいパワーユニットの規則が導入されてからは、メルセデスのパワーユニットの搭載チームでなければ勝つのが難しいという状況になってしまっているが、そんな中でも昨年3勝を挙げたダニエル・リカルド選手は、チームメイトが4度の世界チャンピオンの輝くセバスチャン・ベッテル選手だったこともあり、去年大きく評価を上げた一人といってよい。
今年はベッテル選手がフェラーリへ移籍し、後釜としてジュニアチームのスクーデリア・トロロッソから昇格したのがダニール・クビアト選手。今シーズンのレッドブルレーシングは、パワーユニットで遅れをとっており、モナコ、ハンガリー、シンガポールといったパワーユニットの出力に影響を受けないサーキットでは大活躍。先日のシンガポールGPではリカルド選手が2位に入り、クビアト選手はハンガリーGPで自身初の表彰台となる2位に入る活躍を見せている。
2人が訪れた三重テラスでは、三重県の特産品が購入できるほか、レストランや喫茶店が用意されており、三重県の特産品による料理や三重県のスィーツを楽しむことができる。今回のイベントは三重テラスの2階にある喫茶店にて行われた。
最初は三重県副知事 石垣英一氏による2人の紹介だったが、その途中でなにやら怪しい音楽が流れ出す。すると、舞台の袖から子供達に大人気の「手裏剣戦隊ニンニンジャー」が登場し、副知事と2人を歓迎するというセレモニーが行われた。
セレモニーについては2人のドライバーには知らされておらず、いきなり登場したニンニンジャーの5人に最初はあっけにとられていた。しかし途中からはノリノリになって、一緒にニンニンジャーのポージングを始めるなど、大いに盛り上がっていた。リカルド選手によれば「子供の頃テレビでこういう戦隊モノの番組を見たことがあったので会えて嬉しい」とのことで、意外な出会いにびっくりしたようだった。
その後、三重テラスの女性従業員から赤福を手渡され、赤福に舌鼓を打つ2人だが、クビアト選手は何のためらいもなくパクパクと食べ進むのに、リカルド選手は司会替わりの通訳に「これ何入ってるの?」と聞いてから食べる慎重さを見せており、なかなか対照的な対応が面白かった。なお、中に何が入っているのか納得が言った後はリカルド選手も積極的に食し、2人とも「美味しい」を連発していた。
また、その後石垣副知事から三重県の特産品となる伊賀の銘酒「半蔵」がプレゼントされると、2人はカメラマンの要求に応じてシャンパンファイトのポーズを決めるなどサービス精神旺盛なことろを見せてくれた。最後に2人には石垣副知事から忍者の道具である「手裏剣」を模したノベルティ(ただしゴム製)が渡されると、リカルド選手が「おお、これはいいね、週末にメルセデスのタイヤに向かって投げてみるよ」と際どいジョークをかまし、会場は大きな笑いに包まれた。
手裏剣戦隊ニンニンジャー
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