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プラグインハイブリッドを展示する「ポルシェ THE SOUND OF PORSCHE イベント」

オープニングにチェロ奏者 溝口肇氏登場

2015年12月1日~16日開催

 ポルシェジャパンは12月1日、「ポルシェ THE SOUND OF PORSCHE イベント」(東京ミッドタウン:12月1日~16日)のオープニングレセプションを開催、特別ゲストにチェロ奏者の溝口肇氏が「世界の車窓から」の生演奏を披露した。

 同イベントは、音と映像を使った体験コンテンツを用意してポルシェのプラグインハイブリッドの魅力を伝えようと企画されたもの。特別ゲストの溝口氏は、12月2日で放送9900回目となる「世界の車窓から」のテーマ曲の作曲者と知られ、会場では「世界の車窓から」のほか2曲が演奏され、同イベントのオープニングに華を添えた。

チェロ奏者の溝口肇氏

 演奏後、「世界の車窓から」の番組について話しを聞かれると、溝口氏は「来年1万回を迎えますが、なにせ2分半の非常に短い番組で、テーマ曲も10秒しかありませんので、誰一人28年続くとは思っていなかった」と語った。

 加えて、溝口氏は「皆さんの心の中で見てみたいと思っている車窓が広がっているという演出は、28年前と変わっていないんです。石丸さんがナレーションをしていますが“大いなるマンネリ”と言っております。水戸黄門みたいなものですね」などと感想を話した。

 この「ポルシェ THE SOUND OF PORSCHEイベント」は、世界各国で展開されているもので、会場では青山・外苑エリアを巡る試乗サービス「Driving Experience」を用意するほか、特設ブースでは、車両や充電ステーション「EV-Stand」を展示し、ブランドに関するストーリーを知ることが出来る映像コンテンツなども用意されている。

ポルシェ ジャパン代表取締役社長の七五三木敏幸氏

 ポルシェ ジャパン代表取締役社長の七五三木敏幸氏は「このイベントは、音と映像を巧みに組み合わせて、皆さんの五感に訴える体験型イベント。今まで、ニューヨーク、ロンドン、上海、モスクワと開催され、東京は5カ所目になります。東京ではほかの4カ所と違ってルマン優勝車の919ハイブリッドレーシングカーを展示しています。このハイブリッドカーの技術を市販車にフィードバックしたのがカイエンとパナメーラ、2つのプラグインハイブリッドで、我々の先進性の証としてご覧いただきたい」。

 加えて、溝口氏は「ポルシェの考える“インテリジェントパフォーマンス”というコンセプトで、我々は環境もパフォーマンスどちらも追い求めていきたい。その一つの手段として、ポルシェの長い歴史のなかで培われた“スポーツ”というDNAはそのままに、新たな先進性を持つプラグインハイブリッドにより、持続可能なモビリティを皆様にお届けするが我々の新たなチャレンジ。ポルシェの先進性を体感していただきたい」とイベントにかける意気込みを示した。

パナメーラのプラグインハイブリッドモデル
カイエンのプラグインハイブリッドモデル
音と映像を使った体験コンテンツを用意
Porsche 919ハイブリッド

(編集部:椿山和雄)