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日本グッドイヤー、金原雄次郎氏が代表取締役社長に就任

「グッドイヤーの仲間になることに胸が躍るような気持ち」と金原新社長

2015年12月8日発表

日本グッドイヤーの代表取締役社長になった金原雄次郎氏

 日本グッドイヤーは12月8日、金原雄次郎氏を代表取締役社長に任命したと発表した。

 前任のダイル・ブラッキン氏は10月1日付けで日本グッドイヤーの社長に就任して、これまで住友ゴム工業とのアライアンス解消以降の経営移行などを円滑に執り行う任務を果たしてきたが、このタイミングで金原氏に引き継ぐことになった。

 金原氏はタイヤ業界で36年間のキャリアを有し、日本、および世界の主要な市場で経営幹部としてリーダーシップの役割を担ってきた人物。この社長就任に際して金原氏は「グッドイヤーの仲間になることに胸が躍るような気持ちです。この重要な時期にグッドイヤーの日本のビジネスを率いていくことになったことは私にとって光栄です。グッドイヤーは、象徴的なブランドアイコン、業界最先端の技術、および63年間に及ぶ日本での実績を持つ素晴らしい会社です。これらの要素が、今後日本においてブランド構築に投資し、幅広い製品を提供していくための強固な基盤をもたらしてくれます」とのコメントを表明している。

 また、グッドイヤー・アジアパシフィックリージョン社長のダン・スミッカ氏は「日本グッドイヤーの新たなスタートにあたり、重要なリーダーシップを担うことになる金原さんを仲間として迎えることを大変嬉しく思います。彼のタイヤ業界での深い経験と強固な信頼を構築してきたその実績は、世界の主要な自動車市場の1つである日本で、私たちが成長のチャンスをつかむために非常に役立つことでしょう」と述べている。

(編集部:佐久間 秀)