ニュース

トヨタ、新開発のコンプリートカー「86 GRMN」を世界初公開

12月18日~2016年1月11日に「TOYOTA GAZOO Racing PADDOCK in GINZA」を開設

2015年12月18日~2016年1月11日開設

入場料:無料

トヨタ、「86」のコンプリートカー「86 GRMN(コンセプトカー)」を東京 銀座で初公開

 トヨタ自動車は12月18日、新開発した「86(ハチロク)」のコンプリートカー「86 GRMN(コンセプトカー)」を東京 銀座で初公開した。

 今回トヨタは、同社が参戦しているニュルブルクリンク24時間耐久レースの雰囲気を楽しめる「TOYOTA GAZOO Racing PADDOCK in GINZA」を、東京 銀座に12月18日~2016年1月11日の期間限定で開設。その屋外エリアに86 GRMNが展示された。

「86」のコンプリートカー「86 GRMN(コンセプトカー)」

 86 GRMNは、トヨタのレーシングチーム「TOYOTA GAZOO Racing」が開発。レースで得られたノウハウを活用して、「ニュルブルクリンクで鍛えた走りの味」を、クルマファンに向けて提案するモデルという。

 展示された86 GRMNを見ると、ボンネットやルーフ、トランクリッドにカーボン素材が使われ、レース仕様さながらのリアウイングが装着されている。ブレーキキャリパーもGRMNのロゴを配した特別仕様となるなど、メカニズムについてはエンジンの応答性の向上、軽量化・低重心化、ステアリングの小型化などを行ない、クルマを操る楽しさと数値では語れない感性を追求したとしている。

 また、屋内スペースには、TOYOTA GAZOO Racingのレーサーが練習用に使用するオリジナルのテストシミュレーターなどが設置されている。実際に来場者も体験でき、LFAのレース仕様でニュルブルクリンクを走行することが可能であった。

カーボンパーツを多用して仕上げられている
ブレーキキャリパーにはGRMNのロゴが入る
レースドライバーが練習用に使用するというオリジナルのシミュレーターでニュルブルクリンクの走行を体験できる
TOYOTA GAZOO Racing PADDOCK in GINZA

所在地:東京都中央区銀座2-6-3
開設期間:2015年12月18日~2016年1月11日(12時~20時)
(期間中無休)

記事内容を一部修正いたしました。

(編集部:椿山和雄)