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トヨタ、マイクロソフトと共同で米国テキサス州に新会社「Toyota Connected, Inc.」設立

車載通信機からのデータを集約・解析・活用

2016年4月4日 発表

 トヨタ自動車は4月4日、米マイクロソフトと共同で車載通信機からのデータを集約・解析し、その結果を商品開発へ反映することを目的とした新会社「Toyota Connected, Inc.」を米国テキサス州プレイノに2016年1月に設立したと発表した。

 Toyota Connectedは、トヨタのIT事業会社であるトヨタメディアサービスとマイクロソフトの合弁会社で、トヨタ車・レクサス車が搭載する車載通信機(DCM:データ・コミュニケーション・モジュール)から得られたデータを集約するトヨタ・ビッグデータ・センターの運用も行なっていく。

 Toyota Connectedは、これまでのトヨタとマイクロソフトの協力関係の上に成り立っているとし、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure」を採用するほか、マイクロソフトの技術者が、データ解析やモバイル技術などの広いエリアでTCの業務をサポートしていくという。

 新会社の会長にはトヨタの専務役員である友山茂樹氏が、社長兼CEO(最高経営責任者)には、北米トヨタのチーフ・インフォメーション・オフィサーであるザック・ヒックス(Zack Hicks)氏が就任している。社員数は、2017年時点の予定で約40名規模。

(編集部:谷川 潔)