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仏PSAプジョー・シトロエン・グループ、社名を「Groupe PSA」に変更

新経営戦略「Push to Pass」を発表

2016年4月5日(現地時間)発表

 仏PSAプジョー・シトロエン・グループは4月5日(現地時間)、新経営戦略「Push to Pass」の導入にともない社名を「Groupe PSA」に変更したと発表した。新社名のロゴはプジョーデザインラボのクリエイティブ・チーム「グローバル・デザイン・スタジオ」によってデザインされたもので、新たな夜明けを切り開く情熱と野心を象徴し、新しい時代に向けて製品とサービスの進化を体現したものだという。

 今回発表された「Push to Pass」の目的は、「最先端の効率を備えた一大自動車メーカーとなること」「世界で通用し愛されるモビリティサービスを提供し、顧客との関係を生涯にわたり築くこと」であり、中期経営計画の具体的な目標として以下の5点を掲げている。

①パフォーマンス向上と、コストの徹底的な見直し
②2016年から2018年までの自動車部門における平均営業利益率を4%、2021年に6%を目標とする
③2018年までにグループ全体の売り上げを2015年比10%アップ、2021年までに15%アップを目標とする
④26モデルの乗用車と8モデルの商用車を生産し、毎年3ブランド(プジョー、シトロエン、DS)で各リージョンにおいて最低1台のニューモデルを発表する
⑤7モデルのプラグイン・ハイブリッドと4モデルの電気自動車、そしてネット接続された自動運転プログラムの導入に代表される、充実した最先端の技術戦略を継続する

(編集部:小林 隆)