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ジャガー、5.0リッターV8で575PS/700Nmを発生する「Fタイプ SVR」
「V-Max」モードによる最高速はクーペで322km/h、コンバーチブルで314km/h
(2016/5/23 20:34)
- 2016年6月1日 受注開始
- 1779万円~1936万円
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、2ドアスポーツモデル「Fタイプ」の最上級グレード「Fタイプ SVR」の受注を6月1日から開始する。価格はクーペが1779万円、コンバーチブルが1936万円。
モデル | エンジン | 変速機 | 価格 |
---|---|---|---|
Fタイプ SVR クーペ | V型8気筒 5.0リッタースーパーチャージド(575PS/700Nm) | 8速AT | 17,790,000円 |
Fタイプ SVR コンバーチブル | 19,360,000円 |
ジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が設計・開発を担当したハイパフォーマンス・モデルに使用される車名「SVR」を与えられた初めてのジャガー車となるこのモデルは、既存のRモデルでも採用するV型8気筒 5.0リッタースーパーチャージドエンジンを、発生する最高出力を550PSから575PS、最大トルクを680Nmから700Nmに高めて搭載。8速ATを介してトルク・オンデマンドの全輪駆動(AWD)システム「インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)」によって4輪に伝達する。
また、専用デザインの20インチ鍛造アロイホイールは13.8kg、チタニウムとインコネル合金を使った丸形4本出しエキゾーストシステムは16kg、新設計サスペンションのナックル重量は0.6kgの軽量化を果たしており、これに加えて走行モードで「ダイナミック」を選び、デプロイヤブル・エアロダイナミック・ウイングのスイッチを3秒間押し続けることで「V-Max」モードが発動。これにより、クーペで322km/h、コンバーチブルで314km/hという最高速に到達可能になる。0-100km/h加速は3.7秒。
外観では空気抵抗を極限まで抑えつつ、ハイレベルのダウンフォース、効果的な冷却効果を手に入れるエアロダイナミクス・デザインを採用。大型化したフロントエアインテークと専用設計スプリッター、エンジンベイへの空気流入を最大化する独特な形状のボンネットルーバー、ホイールカバーから流入する空気を放出するサイドパワーベント、Rモデルより幅を広げて高い位置に設定する専用デザインのエアロダイナミック・ウイングなどを装着し、ウイングの作動時は空気抵抗係数を2.5%、揚力係数を15%抑制する。これらの専用装備により、俊敏な加速と思い通りの操縦性、安定した走行性能を確保している。
インテリアでは「SVR」ロゴを配した専用アイテムを多数装備。キルティング加工によって高いホールド性とラグジュアリーな雰囲気を演出するパフォーマンスシートでは、ヘッドレスト部分にデボス加工でSVRロゴを設置。アルミニウムコーティングしたシフトパドルを装備するレザーステアリングホイールの下側スポークにもSVRロゴが設定されている。