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写真で見る フォルクスワーゲン「ポロ ブルーモーション」
(2016/2/26 00:00)
2015年9月29日に発表されたフォルクスワーゲン「ポロ ブルーモーション」。1.0リッターターボエンジンを搭載し、ブルーモーションの名前のとおり燃費を重視したモデルとなる。
ポロの一般的なモデルはターボチャージャー付きの直列4気筒1.2リッターエンジンだが、ポロ ブルーモーションは排気量の小さいターボチャージャー付きの直列3気筒1.0リッターエンジンを搭載している。このエンジンは、up!の自然吸気1.0リッターエンジンをベースとしたものとなる。
エンジンの最高出力は70kW(95PS)/5000-5500rpm、最大トルクは160Nm(16.3kgm)/1500-3500rpm。1.2リッターエンジンの66kW(90PS)/4400-5400rpm、160Nm(16.3kgm)/1400-3500rpmよりもやや最高出力がアップしている。しかもJC08モード燃費は23.4km/Lで、1.2リッターエンジンよりも1.2km/L低燃費だ。
エンジンは3気筒のため、音質という点で4気筒モデルとは異なるが、低回転時は遮音性能がうまく発揮され、室内外とも3気筒ということを感じにくい。ただし、高回転時はエンジン音が大きくなることから、3気筒であることにすぐ気づく。
7速DSGトランスミッションや前輪駆動は変わっておらず、185/60 R15サイズのタイヤも通常と同一。アルミホイールは低燃費車でよく見かける表面の凹凸を少なくした専用デザインのものが設定される。撮影車のタイヤはブリヂストン「ECOPIA EP150」を装着していた。
ヘッドライトは1.2リッターのポロ TSIコンフォートライン アップグレードパッケージや、ポロ GTIで選べるLEDヘッドライトではなく、従来ながらのバイキセノンヘッドライトとなる。
そのほか、エクステリアでは空力を重視した専用のフロントグリルや前後バンパー、リアスポイラーを装着している。インテリアではブルーのステッチが入る専用シートを装備。ボディカラーはピュアホワイトのみの設定となる。価格は269万9000円。