日下部保雄の悠悠閑閑
2026年カレンダー
2025年12月22日 00:00
年の瀬も押し迫ると2026年のカレンダーの季節。美しい風景やクルマ、動物など、絵柄もいろいろで選ぶのも楽しい。
わが家の壁掛けカレンダーは岩合光昭さんのネコカレンダー。月めくりで毎月いろいろなネコに会えるのが楽しい。洗面所で鏡越しに見ているのは生命保険会社のもの。美しい日本の景色を切り取った2か月ごとのカレンダーは奇数月が切り取れるので常に翌月も知ることができる。「こんなとこ、行ってみたいな~」と思いながらも行けることは一度もない……。自分の部屋には大正/昭和の版画家、川瀬巴水のカレンダー。まるで心象風景を版画にしたようだ。
一方、デスクに置く卓上カレンダーも増えてきた。古くからのラリー仲間、三好秀昌君はドライバーだけでなく、ラリーマネージャーとして多くの海外ラリーに参加しているだけでなく、プロカメラマンとしても活躍している。そもそもボクが初めて知ったのはKP61に乗ったプロカメラマンだった。そのラリー写真も躍動感が伝わり好きだったが、今の主な被写体は動物。動きの速い野生動物の一瞬を切り取るのは動体視力のなせる技か。
以前一緒にインドに行ったとき、カメラで何かを撮っているなと思ったら枝から飛び立った小鳥だった。見事に捉えたそのくちばしの少し先にいたのは昆虫。少しくちばしが開いてまさに捕食しようとした瞬間だ。すごいもんだ。あの写真は三好ライブラリーに残っているのかな?
その三好君は毎年オリジナルの卓上カレンダーを送ってくれる。海外出張したときに撮ってきたものも多く、チーターの人なつっこい動作や瞬発力が身近に感じられて楽しい。
今年の写真は国内の動物で構成されていた。午年にちなんで馬から始まり、2027年につながる12月はクロテンの飛翔で終わる。今年の漢字となった熊もいるが、カレンダーの中では好奇心旺盛な“クマさん”である。三好君がふらりと出かけた先には野生動物がいるらしい。
KYBのモータースポーツ部も卓上カレンダーを送ってくれた。パラスキーに使われるショックアブソーバーからスーパーフォーミュラの電動パワーステアリングまで、多くのカテゴリーでカヤバ製品が使われている。で、なんと3月はラリージャパンに参加したヤリスCVTだった。写真の手配依頼はあったがカレンダーを手にするとラリージャパンの熱気が蘇る。夢中になれることは素敵なことだと改めて思い出させてくれた。
最後は毎年楽しみにしているJALとANAのフリートカレンダー。残念ながらいずれも2026年で廃止になり、JALはWebカレンダーになるという。なんだかなぁ~。
もうすぐ怒涛のように過ぎた2025年は終わる。今年もいろいろあったなぁ~。






